もちろん、チキンゲームに勝ったからこの記事を書けるのである。
負けていたら、このブログは更新されずに・・・

見通しの良い田舎の十字路、向かって右側から自動車が走ってくる。
交差点まで100m、自動車は速度を上げて突っ込んでくる。

僕はぐんぐん加速する、見知らぬ相手も加速している。
僕が向かう交差点の右側には小さな茂みがあり、交差点の手前10mほどは互いが見えない。

ほとんど同時に茂みに隠れて、交差点で出会うタイミング・・・

実際に交差点では、あと数センチで衝突するところであった。
自動車のフロントグリルがとても大きく見え、僕のカブ号の後輪をかするかと思った。
そのとおり先に交差点を抜けたのは僕であるが、接触はしなかった。

相手がブレーキを掛けたかどうか分からない。
僕はそのまま突っ走りミラーで後ろを見たが、相手の自動車は見えなかった。

2～3日後、同じ道を走ると、いつもと違う感じがした。
そうだ、交差点の目障りな茂みがなくなっているではないか。

よほど怖い思いをしたので、茂みをサッパリと刈り取ったのか？
それとも、たまたま偶然に・・・
いずれにしても農業用の道であるから、無関係な者が走行する場所ではない。
他にも茂みがあるが、この場所だけ綺麗になっているのが腑に落ちない。

しかし、まったく大人気ない無益な戦いであった。
こんな事に命を懸けて、年甲斐も無くバカ丸出しであったな！

カブ号の異音は、どうも燃焼に絡む事ではないかと思うようになってきた。
つまりデトネーションで発生する音ではないかと・・・

デフラグレーション、こういったものもあるそうだ。
デトネーションとデフラグレーションかぁ、理屈の違いは頭で分かるかも？
だが、僕の経験ではカブ号のエンジンで何が起きているのかは皆目見当がつかない。

バイクに興味を持ったのは中学生の時で、いろいろいじくったがそれ以来である。
当時、デトネーションという言葉は知らなかった。
ポイントをいじって点火タイミングやら調節した事もあるが、今となっては何も思い出せない。

そう、それで気付いたのであるが。
このカブ号はCDIという機構になっていて、ポイントがないそうだ。
ぜんぜん知らなかったし・・・

ま、これからボチボチと振り出しから始めるとしよう。

今朝、仕事明けで帰宅してから二時間ほど寝ていた。
どうにも風邪で具合が悪くて・・・

昼過ぎに起きて郵便受けを見ると、カブのプラグがメール便で届いていた。
思うところがあって、番手の違うプラグを注文してあった物だ。

体の調子は良くないが、朝降っていた雨も止んでいたのでプラグ交換をして試運転をした。
台風の影響で風が強くて比べものにならなかったが、一番違いでは大して変わりはないのかもしれない。

それにしても、風邪のために食べ物の味が分からなくて困る。
味の濃さは多少の違いを感じるが、甘辛などは全く判別できない。
もちろん、匂いもわからないし。
酒を飲んでも水のようで、ウイスキーも焼けるような感じがするだけ。

今夜は何を食べようかと考えているが、味が分からないのはつまらないな。
生きる望みが半減したような思いである・・・

一昨日、カブ号のキャブレターを掃除した。
キャブレターを外すは面倒なので、キャブの底だけ外してジェット二つを抜き取った。
下から上に向けてキャブクリーナーをガンガン吹き付けると、小さな粒のようなカスが落ちた。
フロート周りにも満遍なく吹き付けて、洗い流した。

二つのジェットには薄褐色の水垢のような物が付着していて、塞がった穴も幾つかあった。
これもクリーナーを吹き付けて指と爪で洗い流し、小さな穴から均等に吹き出すのを確認して終わり。

風邪で体調が悪く、このような時にやる事もないのだが。
少し気晴らしといった感じで・・・

元どおりに組み立てて簡単に調整してから、試運転で近所をひとっ走り。
全開3速ではパワーが上がった感じであるが、4速では力が出なくなったような？
そのうち雨が降ってきたので、早々に切り上げてしまった。

今日も風邪で具合が悪いので、数日して治ったら続きをやる事にする。

今日はとても天気が良いので、午後からカブ号で遠乗りをしてきた。
風は涼しく、日陰を走ると寒いくらいであった。

山道を走り回って、とは言っても今は山道でも舗装されているが。
平日なので、ハイキング姿を数人見かけただけである。
亀山湖では、ボートで釣りをしている人が何人かいた。

往復で100Kmチョイを、ただ走っただけ。
バイクを降りたのは一度もなかったせいか、家に着いてバイクを降りるとふらついてしまった。
膝がガクガクしたような感じで・・・

今日は隣町の山道に涼を求めて走ったのであるが、ほんとに近所でも知らない所がたくさんある。
自宅から5Kmくらいしか離れていないのに、すっかり道に迷ってしまった。
それに今日はとても暑くて、足元からヘアドライヤーでブローされたようであった。
しかも風が強くて砂埃が顔に当たり、シャリシャリして・・・

見知らぬ道を走るのは楽しい、何もかも新鮮である。
梨が実っているのを、久しぶりに見た。

このところの晴天高温続きで、枯れてしまった湖水。
魚はどこへ行ってしまったのだろうか？

道に迷ったと言っても山深いわけでもないので、適当に走っていれば知った道につながる。
気温が高すぎてちっとも清涼感は得られなかったが、多少は満足感があった。