僕の毎日を、思い出として書き残す。
何一つ役立つものはないが・・・
とりあえず交換できる物として、エアクリーナーが残っていた。
今日は風がなくて作業に良い日だと思ったので、日暮れ前に交換をした。
クリーナーは純正品で、約1,000円で入手できた。
クリーナーがあってもなくてもエンジンの調子は変わらないようであるが、新品に交換したので後で面倒がないと思う。
ついでにキャブクリーナーを吹かしてキャブの洗浄を試みたが、別段に変化は感じられなかった。
まぁ、やらないよりはマシと考えておく。
一応これで交換できそうな部品を交換したが、マフラーも多少気になっている。
マフラーは単なる排気管ではなくて、エンジンの調子を左右するものである。
と、この程度は知っているが値段も高いし・・・
よほどの事が無ければ、しばらくはこのままで良しとしよう。
昨日は大風が吹き荒れて外に出られなかったが、今日は風が弱いのでカブで走ってきた。
風は弱いが冷たいので、体が芯から冷えてしまった。
メーターを見なかったので距離は分からないが、1時間ほど走ったと思う。
海岸で一服したが、なにしろ寒かったので数分で海岸を離れた。
サーファーが何人か海中にいたようだが、水の中は暖かいのだろうか?
海岸には、凧揚げをしている人もいたなぁ。
今のところカブは快調で、乗り方にも少し慣れてきたので気持ちが良い。
自転車と比べて行動範囲が広く、しかも楽ちんなので気軽に出かけられる。
さて、これから何をして過ごそうか?
午後から天気が崩れるらしいので、昼前にカブのプラグ交換をした。
かなり古いカブだが工具が付属していたので、プラグ外しは簡単にできた。
付属の工具は一度も使った形跡がなく、新品のようだ。
プラグ交換をした理由は、とりあえずお金がかからずに交換できる物は交換しておこうと考えたからだ。
これまで走っていて不満はないが、交換しておけば安心かな。
外した古いプラグは、けっこう真っ黒にカーボンが着いていた。
こんなものかなぁ、よく分からないが・・・
交換後の試運転のために、近くの海岸まで走ってみたが劇的な変化は感じられなかった。
キャブレターの調整は初めのままで、スローが低かったのでチョッと上げた。
もともとスローが不安定であったが、スローを上げても不安定さは変わらないようだ。
先日キャブレターの下部を交換した時に燃料フィルターは綺麗だったので、問題があるのなら上の方か調整の仕方かな。
今はいじっている時間がないので、暇な時にやってみよう。
実用でカブに乗っているわけでなし、またセルが使えるので停車時にアイドリングでエンストしてもギュルンとセル始動すれば良いから。
ところで海岸の様子は、とても風が強くて波が高かった。
めったに海岸に行く事はないから、正しくいう事はできないが大荒れと言ったところかな。
サーフィンをする人もいないようで、数台の自動車が停まっていたが風景を見に来ただけなのだろう。
寒いし、車から降りて散歩するような感じではないな。
タバコを一服したのだが、ポケトーチというライターを持っていたので強風でも簡単に火がついた。
アウトドアではポケトーチが必需品だと思う、普通のライターでは風に弱くてダメだ。
家から海岸までは直線で3Km程であるが、遠回りしたので往復で15Kmくらい走ったのではないだろうか。
帰りには、かなり曇ってきて風が冷たくなってきた。
出発時には日差しも強く暖かだったので軽装で出てしまったが、帰宅時には少し凍えそうだった。
まぁ、それでも今日は暖かい方かもしれない。
これから片づけや掃除をするのだが、日暮れ頃までには終わりにしたい。
何だかやとカブの整備をしていたが、プラグ交換を忘れていた。
今ごろになってプラグを注文して、今夜あたり届くだろう。
明日の天気が良ければ、プラグ交換をしてみたい。
まだプラグの状態も見ていないし、走っていて問題は感じられないが、とりあえず新品に交換しておこうと考えた。
年末は輸送機関が混み合うだろうに、思いつきで注文した。
正直なところ、急いではいないのだ。
ついでに、キャンプ用の小鍋も注文しているのだが・・・
書いておこうと思っていて忘れていたので、今頃になって・・・
タイヤ交換で使う道具は、タイヤを外すタイヤレバーという棒のような工具である。
自転車のタイヤ交換にもタイヤレバーを使うが、バイク用は大きくて頑丈なものである。
詳しくは分からないが、板状のものとスプーン状の2種類があるようだ。
どれが良いのか分からなかったので両方で試したところ、スプーン状のものが使いやすいと思う。
板状のレバーは厚みがあり、タイヤの隙間にこじ入れるのに苦労する。
スプーン状のレバーは薄いので割合と簡単に差し込むめる。
レバーを差し込んだら、レバーをグイッと起こしてタイヤの隙間を広げる。
この時に、レバーがチューブに当たらないようにするのが難しい。
気を付けないと、レバーの先がタイヤとチューブを一緒に引っ掛けてしまう。
もしチューブを引っ掛けてしまったら、チューブが傷ついてパンクしてしまう事もある。
この加減はどのレバーも同じであるが、スプーン状の方が少しだけ良いような気がする。
古いタイヤとチューブで何度も練習して、コツをつかむ事である。
20回ほど練習すれば、なんとなくコツが分かってくるだろう。
実際、僕も練習をしてから新しいタイヤに交換をしたが、初めはなかなか上手くいかなかった。
これまで自転車のタイヤ交換を何度も経験しているのだが、やはりバイクは勝手が違うと思った。
いろいろなブログでタイヤ交換のやり方が紹介されているが、あれはかなりの達者だろうな。
そう簡単にはスポッと外れないし、タイヤレバーなしで嵌めるなんてムリムリ!
先日やっと交換を終えた燃料コックは、前に書いたとおりコック単品ではない。
コック部分とキャブレター下部がセットになっており、仕方なく一緒に買う事になった。
ともかく、かなり古いカブの部品があっさりと入手できたので・・・
この部品の交換方法だが、大きな泥除けカバーを外さなければ難しい。
カバーを外したなら、柄の短いドライバーでキャブレター下部のネジを2本外せば簡単にできる。
そういう事なのだが、問題はキャブレター内に残っている燃料と燃料ホースの取り扱いである。
キャブレターの繋ぎ目から燃料が漏れだしてくるので、あらかじめキャブレター下部にあるネジを緩めて燃料を排出する必要がある。
ネジを緩めると燃料ホースとは別のホースから、キャブレター内の燃料が出てくるので垂れ流すか?
容器に受けるか、何か考えておかなければならないが、僕は垂れ流した。
ここで一服して、タバコに火をつけたりしてはならない。
ガソリンは引火しやすいので火気厳禁であるし、それでなくともこの時期は静電気の火花が発生しやすい。
また、工具類も乱暴に扱うと火花が散ることがあるので注意が必要だ。
次は、かなり深刻な問題がある。
燃料ホースを外さなければならないが、いきなり引き抜けばガソリンがジャーっと噴出する。
ホースの何かで締め付けてやれば良いのだが、けっこう丈夫なホースなので洗濯バサミ程度では役に立たない。
先の細いペンチなどで挟むと良いかもしれないが、古いホースなので傷がついたら困る。
いろいろ考えたが、ホースを二つ折りにする方法でやってみた。
ホースを引き抜いたらパッと二つ折りにして、洗濯バサミで止めるのだ。
少量の燃料漏れで止めることができたが、ガソリンが漏れた事には違いない。
引き抜く時にホースを潰しながらやったのだが、それでも多少の漏れは仕方がないな。
いずれにしても、火気には十分に注意して作業をすることである。
貧乏暇なしで手に入れたカブが、本当に火の車にならないように・・・