僕の毎日を、思い出として書き残す。
何一つ役立つものはないが・・・
このあいだ雪が降ってから、厳しい寒さが続く毎日である。
それでも晴れているから、まぁまぁなんとか。
いまだに日蔭には雪が残っており、しかも庭の雪ダルマの残骸もかなり大きい。
そんな昨日の夕方に何気なく、123Rは寒さに耐えられるだろうかと思った。
さっそく庭で123Rを使ってみたが、かなり苦戦した。
まず、予熱用の燃料がなかなか滲みだしてこないのである。
両手で包むようにして暖めたが、気温が低いのと風があるせいか・・・
数分後にやっと燃料が出てきて予熱したが、けっこう燃やしたのに寒過ぎて予熱不足だったようだ。
なかなか本燃焼にならず、5分間くらいはポッポッと息継ぎで燃えていた。
123R付属の小鍋に水を満たして火にかけたが、なかなか沸かない。
もちろん本燃焼で強火なのだが、風が冷たすぎて威力が半減というところだろうか。
10分間は経たなかったと思うが、やっと沸いたので一安心した。
どうやら冬場は、鍋まで覆うような風防が要りそうだ。
明日あたり、何か考えてみようと思う。
カセットボンベを分離式バーナーに変換するアダプター
なんとも長い名前だがAmazonで注文した商品名で、今日の午後になって届いた。
三脚の真ん中にバーナーを取り付ける部分があって、そこからガスホースが伸びていいる。
アウトドア用の特殊なガスボンベに直に取り付けるバーナーを、カセットガスで使うための用品である。
アウトドア用のガスは太っちょで背の低いガス缶で、カセットガスの数倍以上の値段である。
特に高価なものは寒い所で使えるようにガスが配合されているが、安価なものはカセットガスと変わらない。
中身が変わらなくても高いのだから、安いカセットガスを使えるようにするアダプターは経済効果が大きい物だ。
ちなみに、値段は1,290円で送料無料だった。
試用してみると、普段使っているカセットガスコンロよりも少し背が高くなる。
だが、アウトドア用のガス缶に直付けしたものと比べれば、かなり低重心で安定感があると思う。
と、良い事ばかりではなかった。
この製品に限ったものかどうかは分からないが、平らな所に置くとグラつきがある。
せっかく低重心でも意味がないな・・・
グラつきの原因はすぐに分かった、三脚の高さが不揃いなのである。
写真の右側が脚の付け根だが、各脚の付け根の近くが凸状になっているのが分かる。
よく見ると、この凸の高さに段差がある。
これは設計ミスか承知なのか分からないが、たぶん承知の上での事だろう。
今のままなら三つの脚は同寸法で作れば良いが、高さを揃えるならばそれぞれの寸法を変えなければならない。
そうなるとプレス型が三つ必要になるのか、あるいは凸を削って高さを揃えるのか、いずれにしてもコスト高は避けられない。
まぁ、実際に野外で使うならばまっ平らな所はほとんどないので問題にならないかもしれない。
しかし、同じ野外でもテーブル上で使うならグラグラして不安定になるだろう。
そこで、明日にでも凸部を削って高さを揃えようと思っている。
ところで、この製品はカセットガスを取り付けるのにコツがいる。
初めは上手くいかずに、漏れ出したガスで凍傷になるか、はたまた大火事になるところだった。
あ、ガス中毒の心配もあったか・・・
先ほど、たまたま庭に出ていたら郵便配達人に声をかけられた。
「これ大きくて、郵便受けに入らないので・・・」
見ると、コピー用紙の一包くらいの大きさの箱である。
何だろうと思いながら受け取り、差出を見るとAmazonであった。
3日前に注文した、123R用のグラファイトパッキンという小さな部品だと思う。
中身を確認していないので分からないが、まさか楽天じゃあるまいし頼みもしないKindleという事はないだろう。
しかし、小指の頭ほどの小さな部品に大げさな梱包だ。
年末にバイク用品と一緒に注文したキャンプ用の鍋だが、すでに年末までに届いていた。
いろいろ忙しくて開封していなかったが、今日はその鍋で炊飯を試してみた。
それはトレック900という鍋で、火源に123Rを使い白米2合の炊飯をした。
寒いので屋内で試したが、結果は上々で旨いご飯が炊けた。
まずは、123Rの予熱から
123R本体を手で包むようにして10秒くらいしてから、コックを開けて燃料を滲み出させて点火する。
123Rの火力が安定したら鍋を乗せて、沸騰し始めたら蓋に重しをして加熱を続ける。
沸騰後15分間くらい弱火で加熱をして、10分間ほど蒸らすと出来上がり。
加熱中に蓋を開けて、煮汁がなくなった頃に重しを外して蓋だけにした。
吹きこぼれは僅かであり、余分な水分は水蒸気となって蒸発したようだ。