僕の毎日を、思い出として書き残す。
何一つ役立つものはないが・・・
BL100-Q1はトランギアのストームクッカーに似ているが、どのくらい風に強いのだろうか。
これまでの炊飯では常に扇風機を首振りで廻していたのだが、2合炊きで7~8分で沸騰を始めた。
しかし、風がある場合の炎がどのようなものか見る事ができない。
鍋を外して見ても意味がないし・・・
ためしに、鍋と風防の隙間を真上から覗くと、風の影響でかなり炎が揺れている。
だが、揺れていても鍋と風防をなめるように炎が上がっているので、火力はムダにならないかもしれない。
真下から見た燃焼の様子、2枚の連続写真だが炎が風に揺れて光っている場所が変わっている。
まぁ、なにしろ1.5mくらいの距離からの扇風機の中程度の風は炊飯に影響がなかったという事。
ただ炎の様子を知りたかっただけで、炎がそれなりに揺れているのが分かった。
BULINクッカーセットBL100-Q1を手に入れて、さっそく炊飯を試したが失敗した。
その後も何度か試したのであるが、どうも思ったようにはならなかった。
今日はBL100-Q1を使い始めて5度目の挑戦であったが、かなり良い結果となった。
いつも使っている電気炊飯器と比べて、90%くらいの仕上がりだ。
ご飯の粘り気が少し足りないが、さっぱりとした食感である。
米は2合で水加減は米の1.1倍にして、火力調節なしで炊き上げた。
これまでと同様に扇風機で中の風を首振りで吹かせていた。
もう、これ以上は無理なのではないだろうか・・・
ずっと前のような気がしていたが、たった一ヶ月ほどの事であった。
エスビットの固形燃料で炊飯をしたのだが、その時の様子を書いてある。
この記事の中で、エスビットの固形燃料は燃えカスが汚いような事を言っている。
たしかにエスビットはヒドイのだ。
使った人は分かるだろうが、ススや燃えカスがへばりつくように残ってしまうのだ。
むかし僕が使っていた固形燃料が残っていたので試してみた。
なにぶん20年も経っている物なので、燃焼の具合が悪いかもしれないが綺麗に燃えた。
完全に燃え尽きて炎が消えたが、燃えカスはごくわずかである。
燃焼中の炎にアルミ板をかざしてみたが、ススはつかなかった。
今でもこの燃料があれば使いたいものだが、ネット検索では見つからなかった。
中古品の軍用トランギアなのでフタのパッキンOリングに劣化があり、逆さまにすると燃料漏れする。
Oリングの劣化といっても、触ったときにざらついた感触がある程度だ。
あとは、押しつぶされて扁平というほどではないが、丸さがなくなっている。
とりあえずOリングを交換しようと思い、数軒のホームセンターと数軒の工具店を探し回った。
だが、ちょうど良い大きさのOリングが見つからなかった。
田舎であるし、なかなか思うようにはならないものだ。
Oリングを探す時に何度かOリングの着脱を繰り返したせいか、いつの間にか燃料漏れしなくなっていた。
何故だか分からないが・・・
そういえば、トランギアの火口のノズルがある部分を、掃除のつもりで割り箸を使って擦ったな。
ところで、このトランギアは普通の物とサイズだけでなく、フタの構造も異なっている。
フタのネジが、らせん状になっていないのだ。
ジャムのガラス瓶などもフタがらせんになっていないが、似たような感じである。
フタを半回転もしないで、着脱ができるようになっている。
ジャム瓶がこういった方式なのは、フタがベタつきやすくネジ式では廻しにくくなるからだろう。
では何故、軍用のトランギアは普通のネジ式ではないのか?
たぶん、劣悪な環境で使用する事を考慮したのだろう。
ネジ部に泥汚れが付いたら回らなくなるから、少々の泥付きでも回るようにしたのだろう。
この方式だと掃除がし易く、サッと一拭きで泥汚れをぬぐう事ができる。
探し物をするでもなく物置小屋に入ったのだが、足元にステーキ用の鉄皿があるのに気づいた。
かなり前に、小学校のバザーで仕方なく買ったもので300円くらい?
今日はこのステーキ皿を見ていて、何か見覚えのあるような形だなと思った。
そう、スウェーデン軍飯盒と形が似ているのだ。
小判型で大きさも近いと分かるのに、さほど時間はかからなかった。
初めは飯盒の置き台にする事を考えたのだが、ステーキ皿に乗せた飯盒はぐらついて不安定であった。
でも、なんだか分からないが使い道を考えたくて・・・
そこで思いついたのが、ステーキ焼きに使うこと。
まぁ、ごくあたりまえの事なのだ。
見た目は安定感があり、良さそうだ。
ステーキ皿とトランギアの間隔も、それなりで良いのではないだろうか。
風防ケースの底=逆に使えば上に空気穴があるので、空気の取り入れも問題がなさそうだ。
試しにセットしただけなので、実際の使い勝手や火力については分からない。
十分に熱したステーキ皿に、ジュン~と分厚い肉を乗せて焼いたら美味そうだ。
強火でざっと焼いたら、ステーキ皿を置き台に乗せる。
次に風防ケースを取り払ってトランギアを飯盒のフタから降ろし、今度は風防ケースの上下を普通にしてかぶせる。
すぐに飯盒のフタをステーキ皿にかぶせて、余熱でステーキを仕上げる。
ステーキの仕上げ中に、あらかじめ飯盒で作っておいたスープだか温野菜だかを暖めなおすもよし。
飯盒に湯を沸かしておいて、とっくり燗で日本酒なんてのも良いだろうなぁ。
ステーキというとワインになりがちだが、どっこい日本酒に良く合うのだ。
焼き肉のタレやステーキのタレなどでなく、ランプ肉あたりをマスタードやワサビでどうだろう。