特に何の考えもなく、自宅でトランギア・アルコールストーブの袋に使える物を探した。
引き出しに、100円ショップで買ったアイマスクのメッシュ袋があった。
サイズはちょうどピッタリで、まるで専用袋かと思うほどだ。
メッシュ袋・・・
スノーピークのトレックなんちゃらと言う鍋、いわゆるクッカーを持っている。
これにはメッシュの袋が付属していたが、初めて見た時は何かシックリこなかった。
何しろずっと前は、鍋の袋と言えば丈夫一点張りのような分厚い生地であったから。
このような薄手のメッシュ生地では、すぐに破れてしまうのではないか?
網目の隙間からクッカーに汚れが着いたり、あるいは反対にクッカーの汚れが他に着いてしまう?
う~ん、それなのに何故メッシュ袋が使われているのだろう。
そもそも、クッカーの袋は何のために必要なのか。
重ねて収納したクッカーがバラケないようにとか、持ち運びやすいようにとか。
それと上に書いたクッカーの汚れの付着防止と、傷付きや変形しないように保護するなど。
僕の浅知恵では、せいぜいこの位の理由しか見つからない。
もし、僕の考えた通りの理由ならハードケースが最適で、メッシュ袋は役不足になる。
しかしハードケースはたぶん重くなるだろうから、厚手の生地を使った袋が良いか・・・
なんだかんだとイチャモンをつけて、最後には軽いメッシュになったのかなぁ。
よくよく考えると、クッカーと言っても名ばかりで、湯沸かし専門の使い方なら汚れは関係ないかぁ。
携帯コンロもガス式なら煤も出ないので、なべ底が汚れる事もないだろうし。
それならメッシュ袋が軽くて、負担にならないから最適というのかな。
僕は行った先で焚き火をしていたので、どうしてもクッカーが真っ黒に煤けるのだった。
それをいくら拭いても綺麗にならないので、サッサと袋に入れるのが一番楽だと思っていた。
だから、結局はアウトドアのスタイルなんだな。
山登りする人は焚き火しないだろうが、ハイキングでは焚き火をするとかの違いだ。
と、言う事でこの話は、勝手に一方的に完結してしまった!