僕の毎日を、思い出として書き残す。
何一つ役立つものはないが・・・
昨夜、息子が僕の部屋に、小さなサラミが入った未開封の袋を持って来た。
どこぞで見かける、酒のつまみである。
賞味期限が4/12と印刷されており、約一月まえに・・・
去年末に友人を招いた時に買ったものだろうと、息子は言う。
それが、昨日になってベッドの下から出てきたのである。
なぜ、僕に食べさせようとしたのか?
彼の考えが良く分かるのだが、本当は自分で食べたいのだ。
ただ、発見場所と期限が気になっているのだろう。
ようするに、僕に毒見をさせようとしているのだ。
僕は一応貰っておくと言い、部屋の隅にポ~ンと放り投げた。
きっと数日後には、「あのサラミどうした?」と言いながら確かめに来るだろう。
そして「食べたよ」と返答すると、半分返してくれと言うに違いない。
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ところで先日の早朝に、少し強い地震があった。
久しぶりに大きく揺れたようだが、その後で防災関連品を物色した人が多くいたとか。
僕はそのニュースを聞いて、非常食には何が良いのか考えてみた。
簡単に持ち運びが出来なければならないので・・・
とりあえず、水と何かの食料品を三日分だけ用意する。
なぜ三日分かと言うと、「三」好きな日本人がそれらしく言ったのだろう。
たいした根拠はなさそうである、「三日目までには救援がくるだろうとか」
一方的な期待やら願望を並べ立てているようだし、三日はアテにならないだろう。
ともかく、三日分を軽量で揃えるとなると、普通の食品では重過ぎる。
単純に高カロリーを目指して、それでも多少のバランスとか食べやすさもあわせ持つ。
カロリーメイトかなぁ、一食につき一箱で400Kcalで80g。
一日に三箱で三日分では九箱、中身重量は720g。
この程度なら持ち運びも苦にならないと思うのだ、まして三日分だから。
他に水を一日分500mlを三本の合計で1.5kgとして、総重量は2.2Kgほど。
灼熱の砂漠を歩くわけでもなし、じっとしているなら間に合いそうだが。
どうだろうか?
並の食生活を維持するのではない、体力が消耗するのを承知での非常食。
健康人なら一週間程度は飲まず食わずでも・・・
そう聞いた事があるので、あんがい三日分の食料など要らないのかもしれないが。
う~ん、
もし支援が期待できないほどの災害なら、そのまま死んでしまうと思うと。
僕ならウイスキーとビールを持って逃げた方が、食料を持ち出すより未練がなくなるような?
それにしても非常時にどうするのか、ボチボチと考えてみようかなぁ。