今朝早くに「ドーン、ドン」と音が聞こえた。
どこかの小中学校で運動会があるのだろうと思ったが、やはりそうだった。
午前七時過ぎには、自宅前の通学路が体操服姿の子供で賑やかになった。
今の子供らが運動会を楽しみにしているのか、それは分からないが・・・
けっこう騒ぎながら歩いているので、なにかしら普段とは異なる気持ちなのだろう。
運動会の日、子供の親はたいへん忙しい。
登校時刻が1時間以上も早くなるので、朝の支度が慌ただしい。
更に普段は作らない子供の昼食を、間に合わせなければならない。
特に低学年の子供の場合は、家族が昼食を持って見物に行く事が多い。
すると昼食をたくさん作る事になり、もうお祭り騒ぎである。
校門が開くのを待って、良い所に陣取りをする者もいる。
ビニールシートやサンシェード・テントなど・・・
その一方で、コンビニ弁当をそのまま持ってくる子もいる。
家族の応援や見物もなく、少し寂しい運動会になる。
僕の通っていた学校では、僕が高学年になった頃に家族の見物を禁止した。
そして昼食は学校給食で済ませ、弁当を持って行く必要がなくなった。
何が良いのか悪いのか、僕には分からないが・・・
まぁ、いろいろと事情があったのだろう。