思い出そうとしても分からないのだが、いつの間にか浴室ドアの開閉が固くなった。
だんだん状態が悪くなってきたので、いつから急にという事はない。
そのうち直そうと思っていたが、つい忘れてしまい今日になったのである。
問題のドアはアコーデオンのように? 真ん中が折れる方式である。
具体的な不具合は、ドア開閉のすべりは悪くないが、最初と最後のカチンとするのが固い。
ドアが閉まった時にカチンとロックする機構に、何かしらの不具合があるのだろう。
さっそくドアを眺めてみると、中折れする部分の上下にロックする爪があった。
ふむふむ、このロック爪の位置をドア枠から離すようにすれば良いのだろう。
プラスドライバーでロック爪の止めネジを緩めて、位置を調整してやる。
上部の爪は下の方に向けて動かし、下部の爪は上の方に向けて動かす。
目一杯まで動かすとロックが効かずドアがぶらぶら動くので、ドアの摺動部に不具合はないようだ。
これなら、ロック爪の位置調整だけで簡単に直る。
上下のロック爪を動かして、適当な固さになるようにした。
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家も年が経つと、サッシ窓や網戸などいろいろと不具合が出てくる。
だが、たいがいは素人でも簡単なネジ調整で直せる事が多い。
どうしてもダメなら業者に頼めば良いのだから、少しは自力解決を試すと良いだろう。
木製の障子などは木を削らなければならないが、これもコツコツやれば何とかなる。
道具はドライバーという訳にはいかないが、100円ショップでノミを買える。
僕はこの100円ノミと、模型工作で使っていた小さなカンナで障子を直した事がある。
器用、不器用など関係がない、誰だって時間を掛ければなんとかなる。
経験がないだけだから、何でもやってみる事が一番だ。
なにしろ、業者頼みはお金が掛かるから。
これからは、昔のように何でも自分でやらなければなぁ。
蛇口の水漏れで五千円も?
自分でネジを締めれば、まったくタダだ。
パッキン交換だって、100円ほどしか掛からないだろう。
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ところで、自分で修理や調整をするには道具類が必要になる。
あまり大そうな道具は要らないが、ドライバ、ペンチ、モンキースパナくらいは必須。
部材も少し常備しておかないと、急な場合に困る。
水道の蛇口パッキン、蛍光灯の点灯管、電気コード、差し込みプラグ。
絶縁ビニールテープ、シールテープ、自己融着テープなどのテープ類。
CRC556のようなスプレー、機械オイルなど。
100円ショップで物色すれば、合計で二千円以内で揃うだろうか・・・