夏も終わり、年末に向かうと暗いニュースが多くなる。
お金に困る事は、何も年末だけではないのだろうが・・・
たまに目にする生活保護のニュースで、疑問に思う事がある。
就労できる状態の人が就労しないと、生活保護の支給を停止するとか。
この就労できる状態の認定の仕方はともかく・・・
生活保護費の支給を停止された人の、その後はどうなるのだろうか?
支給停止でお金がもらえなくなる訳だから、食べる事が出来なくなる。
人間が食べずに生きられるのは、数日間くらいであったはず。
するとその人らは、じきに死んでしまう事になる。
これで良いのだろうか?
働く気がなければ死んでしまえと、こういう事なのだろうか。
死ぬ気になれば何でも出来ると言うが。
たしかに、そのような状況になれば何でもするかもしれない。
どうせこのままでは死ぬのだから、死ぬ前に好きな事をやってみようとか。
万引きする、泥棒する、強盗する・・・
なにしろ、本人は就労できる状態の者と認定されている訳だから。
それなりの体力はあるはずで、実行するか否かは気持ちだけ。
生死の問題であるにもかかわらず、働きたくないと言うのなら。
これは今の世の中では精神障害にあたる、こう考えて良いのではないか。
人間も動物であるから、本能に従って生きたいはず。
それを理性がどうとか言って、我慢するのが現代の人間社会。
その人間社会に適応できないのなら、精神障害だと思うが・・・