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僕の毎日を、思い出として書き残す。
何一つ役立つものはないが・・・

記 : メシマズ嫁
外は丸焦げ中は生の肉、火が通らず芯が残る野菜。
塩辛過ぎて、甘過ぎて、色が濃過ぎて。
味が薄過ぎて、味が濃すぎて。
なぜ、こうもちょうど良いところを外すのか。

得意料理の目玉焼き、カラスが鳴かぬ日はあれど黄身が崩れない朝はない。
何でも目が悪くグチャグチャで、聞けば韓国料理はこうして食べるのよ。
適量を知らぬから材料全部を使い、作り過ぎの大山盛りで器から溢れ出る。

野菜を切れば不揃いで、千切りすると親指の太さ。
みじん切り、切らずに包丁で叩いてる。

リンゴの皮むき、いつしか四角いリンゴに大変身。
トマトの湯むきは煮えていて・・・
なんとか人並みは、バナナの皮むきだけ。

ラーメンと間違う、ソース汁たっぷり焼きソバ。
うどんと思いきや、茹で過ぎスパゲティはスープ付き。
ビシソワーズ、これはポテトサラダの出来損ない。

食器洗い面倒で、コップが白っぽくくすんでる。
布きんも手拭きも一緒くた。
濡れた布きんで鍋掴み、指先ヤケドで大騒ぎ。

電気ポットお湯が出ないと思ったら、湯コブで詰まってる。
上フタ開けてお玉で湯を汲み、茶道はこうするのよ。

わたし綺麗好きなの、でも掃除洗濯は大嫌い。
飲み食い文句は一人前・・・

甘い物をたくさん食べたいから、帰りに買って来てね。
はいよ! メシマズ嫁には白砂糖の1Kg袋を買ってやろうかねぇ。
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ちょっと思いついたので書いてみたが、これは僕の妻の事ではない。

たしかに昔の庶民なら、妻は飯炊き女で飯盛り女であったかも知れない。
だが今の時代は、だいぶ様子が変わって女=飯炊きではなくなっている。
それにもかかわらず、主婦という言葉が残っているからメシマズ嫁が目立つのか。
僕にはどうでも良い事であるのだが・・・

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