それなりの大きさのサンマが一尾40円、出始めには250円であったので1/5まで値下がり。
頭を取り腹わたを抜いたサンマも、もちろん同じ値段で売っている。
安いからと言って、鮮度が悪いものではない。
丸々と太って銀ピカの、刀と見間違うような素晴らしい魚体だ。
この秋になってから、僕は何回サンマを食べただろうか。
せいぜい10回ほどであったかと、あまり食べてはいないと思う。
サンマは旨いのだが、独特の匂いが次第に鼻に付いてくる。
主に塩焼きで食べるのだが、一度食べると10日間以上は遠慮したい。
このごろ僕自身が変わって来たのか、以前は二尾くらいずつ食べていた。
それが、今では一尾を食べるのが精一杯というところ。
今の時代は、サンマの刺身も手軽に食べられる。
ほんの十数年前は、サンマの水揚げがある漁港まで行かなければ刺身は食べられなかった。
サンマの刺身も食べ始めは旨いと感じていたが、毎年食べていると飽きてくる。
やはり、飽きる原因はサンマの匂いである。
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サンマをブツ切りにして、から揚げを作る。
から揚げにすると、サンマの匂いはグッと少なくなる。
もちろん、揚げたての熱いうちの事だが。
冷めるにしたがって、匂いを感じるようになる。
どのような魚でも、熱いうちは旨い。
冷たくして食べらるなら、南蛮漬けが良いと思う。
ブツ切りのサンマから揚げを、野菜と共に甘酢に漬ける。
僕はすぐに食べるよりも、時間をおいた方が好きだ。
昼前に作って晩に食べるとか、それでも旨いのは翌日一杯くらいかと。
このような事を書いていたら、サンマの南蛮漬けが食べたくなった。
もう午前7時半になる、腹も減ってくるし食べたくなるのは当然かと気付いた。
さぁ、サンマは無いが朝ごはんを食べよう!