先日から暇を見つけては、エスビットの
ポケットストーブ用ゴトクを製作中である。
とりあえず大まかな形が出来上がっているので、今日はその続きを少し。
前の記事で、考えがあって格子の桟を作ると書いた。
その格子がいったい何であるのか・・・
幾つか理由があるのだが、一つは缶入り飲料を固定するため。
缶入りのコーヒー、スープ、甘酒などの細めの缶を温められるようにした。
だいたい直径が5cmちょっとくらいの缶だが、ゴトクに載せてもズレない寸法の凹を作った。
細い缶はゴトク上で不安定なので、このような工夫をすると良いと考えたのだ。
なかなか良い出来で、形としては満足している。
あとは、燃焼の具合がどうかであるが・・・
点火後しばらく経ち、炎が大きくなると缶の上の方まで炎が伸びる。
これは想定した現象で、トランギアの口径が大きいためと考えている。
なお、缶の中身が入っていれば、缶の外側が焦げる事はない。
炎が大きく伸びて間もなく、熱過ぎる温度になった(温度は測っていないが飲料不適)。
今日は、ただ適当に試したのでデータ取りはしていない。
また日を改めて、いろいろテストをするつもりである。
今回の工作は、エスビットのポケットストーブの用途を広げようとしている。
試す事がたくさんあり、まだまだデータ取りをするほど余裕がない。
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そもそも僕が考える、エスビットのポケットストーブを使う場面は?
ハイキングや、軽いピクニック程度の事である。
とうぜん、荒天の状況で使う事など考えていない・・・
目を開けていられない程の強風や、カミナリが鳴る状況で楽しいはずがない。
このような状況を楽しむ者が少なからず存在するとは思うが、僕の考えとは違う。
僕の考えは、せいぜい部屋の中ではなく屋外の青天井で飲み食いをする楽しみである。
殊更に不自由を楽しむ気は無くて、なんちゃって気分というか・・・
それでも、混雑するキャンプ場でキャンプをしようとは思わない。
見渡せばテントだらけなんて、僕には耐えられないし。
なんだか、金持ちの難民キャンプのように思える。
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少し話がそれたが、エスビットでしようと考えているのは次のような事である。
固形燃料を使った時に、少しでも風の影響を減らす風防の効果を高める。
トランギアのアルコールバーナーTR-B25のゴトクにする(風防は別途必須と思う)。
缶入り飲料を温め易くする。
小枝や木炭などを燃やせる、ネイチャーストーブというか。
ただ、これだけの簡素な・・・
これから、少しずつ作りこんでいこうと思っている。