昨日は台所の天井照明を、蛍光管からLEDに取り替えた。
それから暫くしてから、一昨日の晩にハラワタを抜いておいたアジを唐揚げにした。
魚は下ごしらえをキチンとすれば、冷蔵庫で保存しておく事が出来る。
昨日のアジは小さい物だが、大きなアジでも下ごしらえは同じ。
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まず、魚を水で洗う。
この時に、ヒレが立って怪我をしないように気をつける。
腹に包丁を入れて、頭の付け根のアゴの所を切りながらエラを取る。
昨日のような小さなアジなら、エラ蓋を開いて包丁の先でエラを引っ張るだけで取れる。
大きいアジなら、エラの付け根を包丁の先で切り離してやる。
次にハラワタを引き出して、背骨の血合いの所を包丁の先で軽くなぞる。
ちなみに、エラを取る時に上手くするとハラワタも一緒に引き出せる。
エラとハラワタを取ったら水洗いするが、血合いの所を指先で擦って血を出してしまう。
魚の水洗いは手早く、サッサと流水で行うと良い。
何と言っても、水洗い後の拭き取りが大事である。
腹の中を綺麗にしながら、魚の全体の水分を丁寧に拭き取るのだ。
水分を拭き取り終われば、まとめてペーパータオルで包んでビニール袋などに入れる。
樹脂製の密閉容器でも良いが、洗い物が増えるので僕はビニール袋を使っている。
冷蔵庫にチルドがあればチルドで、なければまぁ・・・ 冷蔵庫内の適当な場所で保存する。
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唐揚げにするには、魚に片栗粉をまぶして油に放り込むだけ。
油の温度は、魚に付いた粉が散らない程度の低めにする。
だが、いつまでも魚が油に沈んでいるようでもダメだ。
揚げる魚の数は、油の鍋の大きさの6割くらいが良さそうだ。
ハラワタを抜いた魚が、今さら泳ぐ事もないが・・・
ともかく、油の中で魚を動かす事が出来るほどの余裕がある方が良い。
知恵袋で、たい焼きを海に戻したいようなQがあったが、あれは間違いだろう。
そもそもたい焼きは、海から来ていないのだから。
せいぜい、アメリカあたりの麦畑に戻すのが正しいと思う。
ブクブクと泡が出て、そのまま数分間して小さな泡になるまで放置する。
出来れば揚げカスを取る網を使って、魚を沈めながらじっくりと熱を通すと良い。
この間に、次に揚げる魚に粉をまぶして準備をしておく。
泡が小さくなって鍋が静かになれば、魚を網ですくってバットに置いて油を切る。
揚げカスをすくって、鍋の油を綺麗にしてから次の魚も同様に揚げる。
以上を繰り返して全部の魚を揚げ終わったら、最初に揚げた魚をもう一度揚げる。
火加減は同じで、強くしないでおく。
一回目に揚げた時と違い泡の出方が少ないが、しばらくすると大きな泡が出る。
油はねに注意して、鍋から離れて待つと安全だろう。
数回ほどブクンブクンと泡が出たら、揚げ色を見て鍋から上げてバットに移す。
ところで、初めての油では、片栗粉だけの唐揚げは揚げ色が付かない。
僕は天ぷらを揚げた後の、二度目、三度目の油を使って揚げている。
それに、唐揚げは油が傷むので、新しい油はもったいないし・・・
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まったくの余談:
たみ丸さんがお使いの片栗粉は、袋を閉じるチャックに粉が挟まりますね。
ビニール袋なので防湿に良いのですが、やはり袋の口は折り返して閉じた方が良さそうです。
僕もずっと前に使った事がありますが・・・
今はこれまでどおりの、細長い紙袋の片栗粉を使っています。
僕は大量に使わないので、粉が減った分だけ細長い袋を切って短くしています。
保存するときは、ビニール袋に入れて湿気ないようにします。
細長い片栗粉の方が、少量を出しやすくて便利だと思います。
あんかけ等では、幾らも粉を使いませんし・・・