家の南正面にある庭の広さは、およそ5m × 6.5m なので 32.5平方メートルである。
向かって左側に小さなログハウスと家に挟まれた庭と、右側にコンクリートの駐車場がある。
駐車場はコンクリートなので除草は不要だが、左側も30平方メートルほどの庭なので除草しなければならない。
他にも西側にそれなりの広さ、そして北側は狭いものの除草が必要だ。
全部合わせると100平方メートルくらいなので、10m四方の草取りをしなければ・・・
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長いこと芝生にしてあったのだが、モグラが悪さをしてたくさんの凸凹が出来てしまった。
その凸凹のせいで芝刈り機が使えず、芝刈り機のモーターも焼けてしまった。
手押しの芝刈り機もあるのだが、やはり息は切れても、芝は切れないという落ちである。
そこで刈払機、いわゆる草刈り機を使って芝刈りをする。
それにしても地面の凸凹により芝の長さがマチマチで、極端な場所では剥げ頭のように地面が出てしまう。
芝生は姫高麗芝なので西洋芝のように長くはならないが、いろいろ手入れが大変である。
数年後すっかり面倒になってしまい、芝の手入れをしなくなり雑草と芝の共存状態になっていた。
こうなると、刈払機で適当に刈り込むだけでも十分と、荒れ放題の庭になってしまった。
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数年前に重労働の末に、全ての芝生をはがして裸の地面にした。
そもそも芝生にしたのは、雨のぬかるみを避けるため。
裸の地面にすると、あたり前だが雨降りの日に庭を歩く事はできない。
小さな草が生えたら適当に草刈をして、ぬかるみ防止でも良いと思い成り行きにした。
ところでモグラは、芝をはがすとほとんど出なくなった。
芝生の下にたくさんの虫がいて、それを狙ってモグラが出没していたのだろうな。
ほんとうにモグラは厄介者である・・・
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芝生をはがして数年、庭の雑草を眺めて、ある事に気付いた。
毎年おなじ草が生えるのではなく、年毎に異なる草が生えているのだ。
前年の草が全く生えないわけではないが、勢力が交代しているようである。
どのような理由か分からないが、とても不思議な気がした。
ところで、ミントはもの凄い勢いで増える。
庭の端に一鉢を植えておいたら、数年後にミントだらけになってしまった。
しかも、まさか我が家のミントが元ではないと思うが・・・
近所の道端や用水路まで、すっかりミントだらけ。
ミントは草刈りの時に、とても良い香りがする事だけが救いのような気がする。
これ、ミントを刈り取ってきて精油でも作ろうかなぁ?
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芝生をはがせば雨でぬかるむ、雑草は草丈がいろいろで、草刈り回数が増える。
ならば、いっそ除草剤で枯らしてしまおうか。
草が枯れても、枯れた根は地中で分解するまで時間がかかり、地面のぬかるみが少ないはず。
こう考えて、一昨年は除草剤を散布して対応したところ、それなりの効果があった。
ただ、枯れ草が残骸となって茶色の髭のように・・・
どうも庭としては、見た目が良くない。
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今年はまだ先行きの事を考えていないが、とりあえず草を全部抜き取ってしまう事にした。
雑草の勢力は、今年はぺんぺん草の勢いが凄いようだ。
さすがに、ぺんぺん草が生えてしまっては、みっともない。
それにしても、ぺんぺん草の根は固くて長く、一筋なわでは始末できない。
完全に抜き取る事は出来ないが、そこそこ深くから切り取っている。
今日もこれから、草取りを始める。
まだ庭全体の1/5くらいしか進んでいない・・・