昨日の昼頃に採って来たフキを、スロークッカーで煮た。
持ち帰ったフキをすぐに煮始めて、5時間くらいで出来上がり。
いつもはアルミ鍋でガス火を使って煮るが、いくら弱火でも目が離せない。
スロークッカーなら焦げ付かず、フキを入れて電源ONで放置するだけ。
我が家のフキの煮方は、とても簡単である。
フキを長さに切って水なしで煮て、頃合をみて醤油を加えるだけ。
醤油だけと、みりんと砂糖で甘味にしたものと二種類を作るのが毎年の事であった。
昨日は収穫が少なかったので、醤油だけで煮る事にした。
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フキを軽く水洗いしてから、指先を黒くしながら皮をむく。
爪を立ててフキの根元を引っ張ると、スーッとむける。
包丁を爪の代わりに当てても良し、その辺りはやり易い方法で適当である。
このとおり皮をむくので、水洗いはチャチャッと簡単で良い。
皮むきしたフキを、5cmほどの長さに切り揃える。
切ったフキをボールに入れて水5分間ほど晒すと、水が茶色に変わる。
2~3回水を取り替えて繰り返し、その後はザルに揚げて軽く水切りをする。
水切りをしたフキをスロークッカーに入れて、電源ON。
2時間ほど経って様子を見て、水分の出が少なければ湯を足して煮続ける。
すでに緑色のフキが、こげ茶色になってくるはずだ。
さらに、2時間ほどでフキが好みの柔らかさになれば、醤油を加えて煮る。
30分間も経てば、クッカーのフキの上下を混ぜて醤油をしみさせる。
そして30分間後に様子見、味見をして、好みの煮上がりなら電源OFFで一晩おく。
煮が足りなければ、そのまま煮続けて適当なところで終わりにする。
こうして煮たフキは、少し苦味が強く柔らかくて旨い。
干物のように固く煮る人もいるようだが、僕はみずみずしい方が好きである。
なお、仕上がりはかなり色が濃くて良い感じだが、焦げ臭さはない。
やはり、スロークッカーは重宝だな。