スノーピークのトレックという鍋のフタが、構造が良くないので落ちやすくて困る。
たとえば鍋を火にかけて沸騰した時など、簡単にポロリと落ちてしまう。
これは実用上の問題が多く、欠陥構造と言っても良いと思う。
家庭用の鍋は沸騰してフタがカタカタと音を立てても、フタが落ちる事はまず無い。
それが普通だと思っていたのだが、このトレック鍋のフタは落ちて当然と誇っているようである。
これだけ外れやすいフタであるから、ただ置いてある時でも鍋に触れただけでもフタが落ちる。
そこでフタの上に重しを乗せる等の工夫をするが、不安定になりやすい。
フタが落ち難くはなるが不安定で、かえってフタが落ちた時のダメージが大きくなる。
さて、迂闊にもこのような欠陥品とも言うべき物を買ってしまったら、どうするのが良いか?
1. ブツブツ文句を言いながら、我慢して安全に注意しながら使う。
2. バカヤローと叫んで、捨ててしまう。
3. スノーピークにクレームをして、気晴らしをする。
4. 販売店にクレームをして、返金してもらう。
5. 嫌いな知人にプレゼントして、同じ目に合わせる。
6. 製品レビューに高評価を投じて、他の人にも買わせるように仕向ける。
まだまだ、いろいろ考えられるが・・・
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僕は今回に限り、このトレック鍋を使い続ける事にした。
捨てるのは勿体ないし、他人に使わせて災害の種を撒くのも嫌だし。
(内心、嫌いな奴に使わせたいとは思うのだが・・・)
そこで超簡単、トレック鍋のフタ落下防止策を施すことにした。
この記事を見た人は、かなり幸運であると思う。
もしも真似をして上手く出来たなら、コメントやら拍手やらを願いたいところだ。
落下防止策の手順は、次のとおりである。
1. これから行う事が、必ず成功すると自分に言い聞かせる。
2. フタの周囲を両手のひらで、挟むように持つ。
3. 手のひらにグッと力を入れて、内側方向に押して僅かに歪ませる。
4. ふぅ~、と一息入れて「良し!」とつぶやく。
上図のように矢印方向へ押して僅かに歪ませるだけで、フタがしっかり固定するようになる。
この際に押す場所は、取っ手と直角になる所が使用時にフタの脱着がし易くなると思う。
これで沸騰してもフタが落ちる事がなくなり、炊飯時にフタの重しも不要になる。
何の道具も使わずに、一瞬にして出来る超簡単な対策である。
これからは、収納袋の出し入れ時にフタが外れてイライラせずに。
そして何より、使用時の安全性が向上する。