前に書いた
あきれた人が、僕の母に宗教の話をしつこくして困ると言っていた。
ようするに勧誘するつもりだろうが、母には宗教にすがりつく考えはない。
近所の手前、しかたなく聞き流してはいたものの・・・
何度か仲間連れで勧誘に来られて、断るのに大変だったそうだ。
最後は脅しに近いような話で、怖がらせて勧誘されたとか。
なんとか穏便に断り帰って貰ったそうだが、近所のあきれた人は懲りもせず・・・
何かと世間話のついでに宗教の話をするので、顔を合わせるのが嫌になると言っていた。
そして僕は、母が言う事に納得していた。
食うに困るような貧乏な生活をして、人に助けられて感謝もしない。
宗教に入れば幸福になると言うが、あの生活が幸福と言うような宗教など誰が入るものか。
たしかに貧乏な状況で毎日が送れるのは、ある意味で幸せな事かもしれない。
しかし、次の日に命があるだけ幸せだと言う生活はしたくない。
母は、「あきれた人」は大きな勘違いをしていると言った。
まったく、貧乏に満足している人には、付き合いきれないと・・・