昨日の昼前に浄化槽の清掃業者が来た事に気付いたのは、ちょうど清掃作業を始めた頃だった。
いつも訪問時に玄関で声をかけられるが、たいがいは気付かない事が多い。
そして、何かの拍子に作業している姿を見かけて気付く。
門扉と玄関のチャイムは壊れたり、うるさいので電源を切ってあったり。
また人感チャイムも、これはもうかなり前から漏電していたので使っていない。
これで何が不自由かと言えば、人の来訪が分かり難い事である。
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清掃業者が来た時に、近所の人も同時に我が家の玄関先に来ていたと業者が言う。
少し時間が経っていたが、会えなかったので僕が訪問しようと支度を始め。
すると間もなく、近所の人が来てくれていた。
さっそく話をすると、引っ越しをしたという話であった。
引っ越し先は近くで、200mくらい離れた所である。
何でまた、そのような近くに引っ越したのだろうかと思った。
僕が騒音のクレームを強くしたから?
何か居続ける事が嫌になったのだろうか・・・
ちょっと詮索をしかけたが、和風の家に住みたくなったと返答された。
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ところで引っ越し先は、僕が知っている人の家であった。
昨日の話で初めて聞いたのだが、その人が亡くなって家が売りに出たと言う。
たしか15年ほど前から一人暮らしになり、その後に何年か経って自ら施設に移ったはず。
病気を持っていたとは聞いておらず、身の回りの事をするのが面倒になったとか言っていた。
施設に入ってからもタクシーでコンビニへ行き、買い物をしている姿を見かけた事がある。
僕は車で通りすがったので話が出来なかったのだが、見た目は元気そうだと思った。
僕の母が数日前に、あの人は今頃どうしているのかと言っていたが・・・
まさか亡くなっていたとは、考えもしなかった。
70歳くらいだろうか、まだまだ早いと思うのだが、こればかりは分からないものだ。