先日の、
http://yuz1.blog.shinobi.jp/Entry/1729/ に自転車のギヤチェンジ不具合の続きである。
一年前に息子の自転車でギヤチェンジに不具合が発生して、近くの自転車屋で修理をした。
部品を新品交換したが一週間ほどで不具合が再発して、もう一度修理をしたところ高額な修理代金を請求されて支払った。
それから一年近くになるが、また不具合が発生したので僕が調べてみた。
すると前に新品交換した部品には、問題は無かったのではないかという事になった。
それに新品交換調整して一週間ほどで再発した不具合の修理に、修理代金を要求された事もあり自転車屋に不信感が出て来た。
前の記事には、このような内容の事を書いてある。
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前の記事には他に、不具合の原因となったギヤチェンジ部品の事も書いた。
その部品はシマノ 105 ST-5703 という物で、ギヤチェンジとブレーキを操作できるレバーである。
とりあえず部品と言ったが、製品と呼んだ方が正しいだろう。
さて不具合の内容だが、このシマノ 105 ST-5703 (以下、レバーと言う)のギヤチェンジ操作が不能になるという事である。
レバーには変速機からのワイヤーが繋がっていて、レバーを左右に動かしてワイヤーの巻き上げと戻しをする仕組み。
今回は、巻き上げと戻しが出来なくなった事でギヤチェンジが不能となった。
これはレバーが壊れたか調整がズレるといったレバー自体の問題、あるいはワイヤー外れかワイヤー切断等の問題かと考えた。
さっそくレバーを調べてみると、ワイヤーがレバー内のワイヤー巻きから外れていた。
ワイヤー先端に駒があり、その駒をレバー内のワイヤー巻きの穴に差し込む構造である。
従って駒は構造的に固定されておらず、ワイヤーの引っ張り力だけで位置を保持する事になる。
これは配慮のない設計だと思い、メーカーのシマノに問い合わせをしたのである。
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昨日の午前中に、シマノに電話で問い合わせをした。
その結果は、予想通りであった。
ワイヤーは、引っ張り力だけで固定されているとの返答である。
僕は初めに、ワイヤー固定部品があって欠落などが原因でワイヤーが外れたかと思っていた。
しかし、そのような構造ではなかったのである。
そんなものなのかねぇ・・・
せめてワイヤーの駒とワイヤー巻きの穴に、テーパーやRなどの誘い込みがあればなぁ。
仮に駒が穴から外れても、駒が元の位置に戻り易くなるのに。
フェイルセーフのような考えが無いのかと、何かとても残念な気がしてしまった。
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ともかく、ワイヤーの張りが緩めばワイヤーが外れる仕様である事は間違いない。
これは僕の問い合わせに対するシマノの返答なので、工夫と我慢で使うしかない。
もちろんワイヤーの緩みが、変速機やワイヤー系の異常で生じる事は承知の上である。
あと、近所の自転車屋は不信感が大きくなったので、これからは別の自転車屋を利用する。
これまでは店に持ち込む苦労があったが、自転車を乗せられる車を買ったのでどこでも行ける。
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前に書いた事かもしれないが、何でもいろいろ遊び方があるものだ。
自転車が趣味と一言で言ったとしても、その中身は人それぞれで違う。
スピード狂、遠乗りなど走り回るのが好きな人。
のんびり風景を楽しんで走る人。
メカ好きでメンテナンスが好きな人。
僕としては息子に、もう少しメンテナンスに興味を持って貰いたいと思うのだが。
まぁ、余計なおせっかいになるだけかな・・・
終わり。