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僕の毎日を、思い出として書き残す。
何一つ役立つものはないが・・・

一昨日、はエンバーリットに似た物を試してみた。http://yuz1.blog.shinobi.jp/Entry/1759/
今日はその後にAmazonから届いた、ソロストーブ SoloStove のような物を使ってみた。
外観はこれまたパクリ同然だが、こちらは重ね合わせで高さが低く仕舞える。
また、サイズも大きくて実用価値がありそうだ。

何故なら、ソロストーブを使った事はないが、前に自作した物は燃焼時間が短すぎた。
とても煮炊きの実用にならないと思い、それ以来この手のストーブは使えないと思っていた。
もちろん、大きなサイズなら使えるとは思ったが、自作となると都合の良い材料がなかったからである。

これが今回の、ソロストーブに似た物である。
何日か前から価格推移を見ていたが、だいぶ下がって2,600円になったので買う事にした。
数日前は3,500円くらいだったので高いと思い、値が下がれば買おうかと考えていた。
底値ではないにしろ、この値段なら納得できた。
ちなみに、今のAmazon価格は2,490円になっている、また100円下がったのかぁ!



この手のストーブをYouTubeで幾つか見たが、どうも使い方が違うのではないかと思った。
これはTLUDストーブなので、普通の燃やし方とは反対に上から火をつけるのが良いはず。
中に燃料の木材をタップリ詰め込んで、一番上に火をつけて燃やす。
こうすると下の方の木材が蒸し焼きになり、その際に発生する可燃ガスが上の方で燃える。
煙が少なくて燃焼効率の良いストーブのはずなのだが・・・

YouTubeで見た動画は、小枝をこまめにチョコチョコとくべて燃やしている。
これでは手間が掛かり過ぎて、煮炊きが大変である。
ーーーーーーーーーー

今日は雨降りなので、玄関先でこのストーブを試す事にした。
燃料の木材は数年前に切った、針葉樹のコルムナリスという庭木である。
すっかり乾燥しており、燃やすのには都合が良さそうだ。

この様子は下の画像をクリックするとYouTubeで再生できる。



今日は、このストーブが煮炊きに使えるかを試す。
燃やし方は本来のTLUD式で行い、木材の追加はしない事にする。
スノーピークのField Cooker No.1の一番小さい鍋に、2.5リットルの水を入れてキャベツを茹でる。

使用する木材はこれだけ、太い幹を四つ割りにして真ん中に立てる。
その周りの隙間に枝を詰め込んで、残りを上に載せて火をつける。

 

点火時に庭の落ち葉を使いたかったのだが、雨降りで濡れているので使えなかった。
そこで、上手く着火しないだろうと思いながらティッシュで火をつけた。
やはりティッシュでは、この木材に着火するのは役不足だ。
仕方なく、ガストーチで火をつけた。

 

炎が上がって、木材のガス化が始まったようなので鍋を載せる。
時刻は13:00ごろからスタート。
18分間ほどで煮立ち始め、13:30頃にはガスが出尽くしたようである。
この時のストーブの中は、おき火の状態で炭となって赤熱している。

 

おき火の状態でも鍋はグラグラと沸き立ち続け、13:50を過ぎた頃に鍋を下ろした。
まだ火力はあるが、キャベツは柔らか過ぎるまで茹だったので・・・

 

今日のお試しで、このストーブは煮炊きに十分使える事が分かった。
Amazonのレビューには、湯沸かしも難しいなどと書いてある人もいた。
しかし、実際に使って見るとそうではなかった。

勢いの良い炎が30分間ほど続き、その後も30分間くらい沸騰を維持するだけの火力がある。
途中で燃料の木材をつぎ足す必要がなく、これで何が不足だろうか。

ストーブがTLUD式だと認識して使えば、このサイズなら十分に実用できる。
それを知らずに、空き缶に小枝をくべるように燃やしているなら・・・
たしかに、手間ばかり掛かって火力も弱くて、使えないストーブになってしまうだろう。

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