この記事の続き、改造2は、
http://yuz1.blog.shinobi.jp/Entry/1802/
先日はLixadaの折りたたみウッドストーブを使い、焚き木で炊飯を試した。
小さなストーブだが良く燃え、焚き木の出し入れの火加減で上手く炊飯が出来た。
http://yuz1.blog.shinobi.jp/Entry/1785/
前回の記事で少し触れたが、このストーブは似た物がたくさんある。
今回はAmazonの商品紹介の写真どおり、側板がヒンジで連結されている物が届いた。
側板が連結されていると、バラケないので組み立て易くて良い。
その側板連結のヒンジだが、前の記事で書いたとおりヒンジの軸棒の抜け止めが無い。
丁寧な作りの物はEリングで留められているが、今回の物は軸棒を差し込んであるだけだ。
何度か使っているうちに緩んで、軸棒が抜け落ちる恐れがあると思っていた。
果たして予想どおり、ヒンジの軸棒が飛び出して来た。
やはり、使い始める前に対策をしておいた方が良かったと思う。
対策は簡単で、ペンチなどでヒンジの上下を潰すだけ。
写真では先細ペンチを使っているが、実はこれだと力が要るので大変である。
自動車の工具袋に入っている物の方が樂に出来るはず・・・
ヒンジの上下の先端を、ほんの僅か「の」字のように潰す。
先端が少しでも潰れれば、どのような形になっても構わない。
下はどこかで見つけた写真だが、ヒンジの軸棒がEリング留めされている物。
これなら軸棒は外れないだろうが、Eリングの熱変形や耐久性が気になるところ。
それにしてもアウトドア用品は寸分違わぬ偽物っぽい物が、なんと多い事だろうか。
いったい、どれが本家なのかさっぱり分からない・・・
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このウッドストーブで、トランギア・アルコールバーナーを使う方法。
サイズはトランギアがスッポリ入る幅があるので、ストーブの上から落とし込めば良い。
何の細工も無しに、火力調節のシマーリングも好みの開度で上から入れられる。
ただし、上からしか出し入れが出来ないので取り出しが厄介である。
その辺は先の長いペンチを使うなどの方法で、取り扱いを工夫すれば出来ない訳でもない。
でも、やっぱり横から入れたい・・・
そう思って前回の記事に簡単な改造方法を書いたが、あれはなかなか具合が良い。
ここに補足を書いておく。
改造は底板に小穴を開けて、安全ピンを差し込むという事であった。
なぜ安全ピンを使う事にしたのかは、紛失防止のためである。
写真のように、収納袋に安全ピンを留めておけば失くさないと思う。
上の右の写真は底板に小穴を開けたものだが、ステンレス板が硬いので苦労した。
今回は自力でやったが、もし近くに何かの工場や作業所のような所があるなら頼む方法もある。
あんがいと、話をすると加工をしてくれる、しかもタダで・・・
小さな町工場なら頼みやすそうだが、少し大きな所でやってくれる事もある。
これはトランギアを使った様子。
トレック900という縦長の鍋を載せたが、炎の形がスズランみたいで可愛い。
この後で扇風機で煽ってみたが、そこそこ風に強そうだった。
屋外のそよ風くらいなら、風防で囲まなくても良さそうだ。
火力調節のシマーリングはストーブの側板の角穴から逃げるので、側板を閉じる事が出来る。
これでバーゴのヘキサゴンと同じようになったかな・・・
そうそう、写真を撮らなかったがトランギアのメスティンもピッタリと載る。
トレック900はチョッと落ちそうな気もするが、網でも敷いて載せればOKだろう。
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最後にひとつ・・・
今回のストーブに限らず、アルコールバーナーを囲って使う場合に注意する事がある。
アルコールバーナーの炎はやたらな風では消えなくて、強風で大きく暴れる狂ったようになる。
時には炎が下方に向かって燃えて、ストーブを置いた床面を焦がす事もある。
ストーブの置き場所に注意しないと、悲惨な事になるので注意しなければならない。