よく、歳をとると一年が短いとか言う。
この話で短いと言う対象が、すでに一年という単位になっているのが笑える。
たしかにそうだ、子供の頃は一日が長いと感じていたはずなのに。
歳をとると一日はすでに短過ぎて、ひと月も短過ぎて・・・
一年でも短いと言う、それはスゴイ。
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僕はこの頃、自分の時間と子供の時間の進みの感じ方に違いがあると思った。
なんだか、まるで子供向けの相対性理論の説明のような・・・
たしかに、自分の時間の感じ方は歳とともに短くなった気がする。
たが、子の成長やら生活を見ると、そうは感じない。
それどころか、普通の時間よりも子の時間の進み方が遅いように思える。
息子がロードバイクの自転車を始めたのは何時だったか、もうかなり何年も前だと思う。
ところが実際は2012年6月で、まだ3年半しか経っていない。
シュノーケリングを習うとダイビングスクールへ通ったのは、いつだったろうか?
だいぶ前だと思ったのだが、2013年7月末で一昨年の事である。
今の僕にはこれらの事が、ずっとずっと前の気がしている。
まだ2年とか3年前の事だったのかと、信じられない。
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そもそも、このブログを始めたのは、そういった事を感じ始めたからである。
ただ毎日を書き連ねて、あとで思い出してみようと。
初めてのブログは九年くらい前に、このブログで始めたような事が書いてある。
その時は、ただ暇つぶしだと思ってチョコチョコ書いていたはず。
しばらくして、日記などと思ったのか休止していたのだな。
それが、先ほど言った時間感覚とかいろいろな思いがあり、ブログを再開した。
2011年5月下旬、それが再開した時だとしている。
まだ、何年も経っていないのだがね。
こうしてブログを頼りに思い出してみると、ずいぶん前の事のように感じる。
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サスペンスのTVドラマを見て、ドラマの中での時間表現がとても長いと思う。
たとえば七年前に犯罪があったとして、その七年がとても長いのだ。
でも、僕にとって七年間はドラマで言うほど長くはない。
それはともかく、この時に役者が若作りで過去のシーンに出てくると可笑しくて。
いくらなんでも、今の歳の小林 稔侍が、ドラマ中の過去で大学生姿はないだろう・・・
岩下志麻、藤村志保が女学生、これは若い頃の姿を知っているからまぁなんとかと。
それにしても、今になってねぇ。
原節子の映画は何本かDVDを持っているが、笠智衆は若くても歳をとった姿と変わらない。
最近の笠智衆と同じに見えてしまうのが、なんとも可笑しい。
さて、この話はこれで突然と終わりにする。