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僕の毎日を、思い出として書き残す。
何一つ役立つものはないが・・・

記 : 悲しい事は
昨日、息子が家を出て引っ越しをした。
今朝はもう、すっかり息子の事が頭から消えていた。
その日が来るまで、さすがに僕も多少の気遣いや心配をしていた。
だが、今はもうすっかり忘れ去っている。
ほんとうにスッキリとした気分で、まるで他人事である。

なんというか、注射が痛いからと怖がっているさまに似ている。
実際に注射をしてみれば一瞬の痛みで、終わったとたんの気持ち。
「なんでもないじゃないか、毎日でも注射してやるぞ!」
僕は注射を怖がったりしないが、自分が嫌な事をした後の感情は同じであった。

さて、悲しい事とは何かと言うと。
息子が引っ越して居なくなった事ではなくて、ずっと後の事である。
僕の祖父母が生きていた頃、家を出た祖父母の息子や娘が帰省した時の事だ。
すると、はじめは祖父母も喜んでいるのだが・・・
帰省した者が帰り支度を始める頃になると、祖父母は寂しそうな顔つきになる。
数ヶ月、半年、一年とか、めったに会えない寂しさが、一気に現れてくるのだろうか。

今の僕は自分の息子の事を、すっかり他人とばかりに思えるが・・・
数年後に、僕の祖父母と同じような感情を抱く身になるかもしれないという。
それが、とても悲しい事だと思ったのである。

人の性分で異なるのだろうが、今の時点では少なくとも前提条件は祖父母と同じになった。
そこで僕の母は息子や娘にどうであったかと言うと、ほとんど寂しさを現さなかった。
やはり人によって違うと実感したが、なんとなく僕も母に似てサッパリとしているかもしれない。
それならば、祖父母のような悲しい身にならないかな・・・

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