朝から晴天で風もなく、まさに絵に書いたような元旦である。
それでも僕は昨日の掃除のし残りがあり、7時半に起きてチョコチョコとやっていた。
最後に玄関先を掃いて、これで新年を迎える事になった。
午前11時少し過ぎて、息子夫婦が30分間遅れてやって来た。
それから二時間ほど飲食やら歓談して、和やかに過ごして帰った。
さあ、これで僕の正月が始まる。
と、言っても・・・
庭に出て周りの風景を眺め、静かな正月を味わう。
田園地帯の正月は、物静かである。
庭にいると、だんだん寒くなって体が冷えてきた。
ふと、キンカンが色づいているのに気付き、幾つかをもぎ取った。
もうじき日が暮れる。
これほど正月らしからぬ元日は、もしかすると初めてかもしれない。
ただ、静かな一日を過ごす事が出来た。
いや、本当は午後の数時間なのだが・・・