大晦日は、連日の掃除の続きであった。
やり残した事がたくさんで、平穏な正月を迎えられないと思った。
それでも、年越しソバくらいは食べようと・・・
もちろん、掃除の合間にチョコっと作った。
毎年、天ぷらは出来合いを買ってくる。
オーブンで温めた天ぷらを、茹でたてのソバに乗せれば出来上がり。
正月用に煮たゴボウを添えれば、一段とした風味で旨い。
掃除の合間に、サトイモ、ニンジン、ゴボウ、厚揚げを煮しめていた。
何度か煮反さないと味が滲みないので、掃除の合間に煮ると都合がよい。
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年越しソバのはずであったが、とっくに新年になっていた。
午後11時半過ぎに最後のシャワーを浴びて、酒を飲んでいたらとっくに。
除夜の鐘も鳴り終わり、すでに新たな年になり一時間以上が経っていた。
これが本当の「年を越したソバ」なので、年越しソバなのかも???
時間的なことはともかく、僕の意識では寝て起きた時が元旦である。
翌朝の7時半頃に起き出して、新年になったと認識した。
暮れはずっと、細々した片付けや掃除で忙しかった。
まだ終わりではないが、なんとなく投げやりであるものの落ち着いた気分になった。
もうここらで良いだろうと・・・
やるだけやった、自分の意識との戦いである。
その辺りに折り合いをつけたら、あとは早いのだ。
すっかり正月気分で・・・
追記:
よく考えたらと言うか、思い出してみると。
僕はソバをそのまま食べるのが好きで、かけ・もりなどシンプルが良い。
それが、いつの間にか妻や子の希望で天ぷらを乗せるようになった。
僕が一人なら天ぷらは要らないのだが、母が食べるだろうと考えて天ぷらを乗せている。
ついでに僕も、そのような流れで・・・
でも、実は僕はあまりエビやカニを好まないのである。