我が家には人感センサーで点灯する照明が幾つもあるが、たまに誤作動で点灯する事がある。
そのように誤作動で点灯してもじきに自動消灯する、だからあまり誤作動を気にしてはいなかった。
石油ファンヒーターの人感センサーは逆の動作をするようで、人がいなくなると消火する。
ところで一週間ほど前にトイレ用に買った電気ファンヒーターは、照明と同じで人を感知して運転を開始する。
これは便利なのだが、少し心配な事がある・・・
石油ファンヒーターは運転停止人感センサー、電気ファンヒーターは運転開始の人感センサー。
安全面から考えると、停止する方へ働かせるのが人感センサーの正しい使い方かと思う。
なぜ、そのような事を思ったのかというと。
我が家のトイレ、誰もいないのに電気ファンヒーターが自動運転をしていた。
照明が誤作動で点灯する事もあり、それは電気ファンヒーターでも仕方がないかとも思う。
だが今回の誤作動で、電気ファンヒーターがいつまで経っても自動停止しなかったのだ。
照明なら仮に消灯しなくても、消費電力も少ないし過熱など心配もあまりない。
しかし、ファンヒーターが勝手に動き出して止まらないのはチョッと危ないと思う。
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この原因は何だろうか、初期不良でNG品にあたってしまったのか?
いろいろ考えながら、トイレを見回して気付いた事がある。
もしかすると、それが原因かもしれない。
今朝の事なので、まだ確定ではないのだが。
たぶん、この事が原因で自動停止しなかったと考えている。
それは、ホルダーから少し長めに垂れたトイレットペーパーだ。
そもそもファンヒーターが自動運転を始めた原因が、なんであったかは分からない。
しかし止まらない理由が、トイレットペーパーを見て分かった気がする。
ファンヒーターだから温風が吹き出す、その風がどうなる。
狭いトイレの事だから、壁にあたって跳ね返り室内を循環する。
そこに軽いトイレットペーパーがあれば、風になびいてヒラヒラと動く。
すると、その動きをセンサーが感知して、あたかも人がいるかのように運転を続ける。
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このように考えたので、さっそく実験をしてみた。
ファンヒータの運転中に、ホルダーから15cmほどトイレットペーパーを垂らしてドアを閉めた。
通常であれば、1分間の温風の後に3分間の送風を行って自動停止するはずだ。
ところが、やはり想像どおりに自動停止しない結果となった。
さてどうしたものか・・・