幽霊寿しをずっと食べたいと思っていたが、売っていないので作る事にした。
新撰組の幽霊と題したが、見た目がなんとなく新撰組を連想させるかと思っただけ。
何の関係もない、ただの思いつきのネーミング。
下の画像をクリックするとYouTube動画が見られる。
僕が作った幽霊寿しは煮物だけしか使わなかったが、鮮魚の刺身などを使うと旨さ倍増だ。
ずっと前に「小僧寿し」というチェーン店で買った事があり、美味しかったのでまた食べたいと思っていた。
だが、その幽霊寿しは期間限定なのでいつでも食べられる訳ではなかった。
いつか食べたいと、何年間も待っていたのだが・・・
http://yuz1.blog.shinobi.jp/Entry/41/
そして、ついに自分で作ってしまおうと思った。
キッカケはYouTube動画で「第19回ひの新撰組まつり」の七番隊の銃撃戦を見た事である。
その動画で幽霊のような演技をしていたから、幽霊寿しを思い出したのだ。
ところで、幽霊ずしは山口県のとある地域の食べ物であるとか・・・
山口県とは長州藩だし、新撰組との関わりが深いのだろうなぁ。
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幽霊寿し、簡単なのだが押し寿司なので手間がかかる。
型枠も持っていないし・・・
そこで、100円ショップのプラスチック容器を木枠の代用にした。
後でひらめいたのだが、四角い蓋の深い弁当箱なども良いと思う。
昔からある、アルミの弁当箱のような形だが。
弁当箱と蓋にラップを敷いて、両方に酢飯をいっぱいに詰める。
次に弁当箱の酢飯の上に具材を載せ、蓋を重ねる。
これで酢飯のサンドイッチになり、蓋をグイグイ押し付ければ良いと思いついた。
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さて、今回はプラスチック容器にラップを敷いて、酢飯を詰め込んで具材を載せて。
その上に、さらに酢飯を盛って押して作った。
具材はウナギ、椎茸、人参、レンコンをごく濃い味で煮たもの。
ゴボウも使おうと思っていたのだが、すっかり忘れてしまって入れていない。
あと、ウナギを使わないのなら、油揚げを代わりにすると良いだろう。
他には錦糸玉子やオボロを使えば、いっそう美味しくなると思う。
錦糸玉子を作るのは簡単、下の画像をクリックするとYouTube動画が見られる
市販品を使うのも良いが、たいした手間もかからないので自分で作ると良い。
手順としては、ご飯を炊いている間に具材の煮物を作る。
2合くらいのご飯なら米研ぎから初めて、早炊きで40分間くらいで炊き上がる。
昔のように長く水に浸さなくても炊けるので、時間がかからない。
炊き上がりまでに時間が余るなら、錦糸玉子を焼ける。
もしも、時間がなくてもご飯に酢を合わせてから馴染ませ冷ます間がある。
その時に煮物をザルに上げて冷まし、錦糸玉子を焼く事になる。
と、まぁこんな具合にやれば・・・
もともとの幽霊寿しは、具材を使わずに酢飯だけだと言う。
僕は酢飯だけの握りをたまに食べるが、ようするにネタを乗せる前の握り。
ワサビ醤油をチョッとして食べると、けっこう旨い。
僕は酢飯が好きなんだなぁ・・・