昨日はちょっとした木工作をして、やはり僕は木工作が苦手だと改めて実感した。
それでも少しは進歩して、釘やネジ留めには下穴を開けたり。
以前はいきなり釘を打って木材が割れたり、釘が斜めになって曲がったりとかした。
さて、木工作で作ったものは四角い木枠である。
木枠を二つ作り、それを食器棚と天井の間に押し込もうという考え。
これで食器棚が簡単に倒れなくなるはずで・・・
我が家の食器棚は両面に扉があり、部屋の真ん中に置いてある。
地震が起きたらどちらに倒れるのか分からないという、逃げ場がない状態になる。
地震の巣と言われる地域に住んでいて、これまで震度5くらいは何度も経験している。
それなのに、いつかやろうと思っていても、なかなか食器棚の転倒防止に手を着けなかった。
食器棚は高さ2m、幅は1.8m、奥行き0.5mくらいと、奥行きが少ないので倒れやすい見た目である。
これまでの大きな地震では特にズレたりしなかったが、やはり用心した方が良いと思うし。
すでに十年くらい前から割れ物は一番下に置いて、ガラス扉のある棚にはプラスチック類しか置いていない。
これなら、中身が当たってガラスが割れないだろうと思っての事である。
たくさんあった食器はほとんどダンボール箱に仕舞ったので、以来ずっと少ない食器を使いまわしている。
初めは少しさみしい気がしたものの、いつも同じ食器を使う事にも慣れて来た。
むしろシンプルで良いと思うようにもなり、仕切りのついたプレートでも使おうかと思ったり。
話を木工作に戻すが。
今回は、3cm角材で50cm四方の木枠を作った。
ペンキを塗ろうと思ったが、ペンキ臭を嫌ってある物で代用した。
ある物とは、墨汁である。
どうせ食器棚の天井に取り付ける物で、普段は手を触れる事がないから何の問題もない。
墨汁だから当然につや消しで、なかなか見栄えが良く仕上がった。
いちおう、これで食器棚の転倒防止はなんとかなったと思う。
次は、やるかどうか分からないが、食器棚の下を固定する事である。
よほど長いボルトか何かで、食器棚の底板から床に貫通させて・・・
それには長いドリルのキリを買わなくてはならないし、けっこう面倒な事になりそうだ。