キュウリの古漬け、これで飯を何杯も食える?
息子が好きな漬物は、酸っぱいヌカ漬けのキュウリである。
もちろん、僕が好きだったから、自然に息子もそうなったのだろう。
我が家のヌカ漬けは、古漬けでなくともけっこう酸っぱい。
浅漬けのようなものは、大嫌いである。
キュウリの古漬けは、今の暑い時期なら4~5日間は漬けておく。
寒い冬場は漬かりが悪いので、10日間以上漬けても足りないかも知れない。
緑色が褐色に変わったキュウリの古漬けを、薄く薄く輪切りにしてギュッと絞る。
一緒に漬けておいた生姜を刻んでよく混ぜて、味の素と醤油をかけて食べる。
夏なら、ミョウガも刻んで一緒に混ぜるとグッと旨くなる。
ところで、味の素を使うと言うと否定的な話をする人がいる。
化学調味料だからどうとか・・・
僕には、その話は関係ない。
旨いと思うのだから、それは何を言われてもしょうがない。
いや、生姜はあるから・・・
醤油もそうだ。
古漬けは塩が効いているから、醤油はいらないとか?
そうではない、醤油を旨く食べたくて古漬けを食べているのだから、話が反対なのだ。
http://yuz1.blog.shinobi.jp/Entry/461/
まぁ、古漬けの場合は古漬けを旨く食べたいと思っての事なのだが。
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ああぁ、なんだか腹が減ってきた・・・
キュウリとナスの古漬けを薄く切って刻みミョウガで、ご飯を何杯も食べたい!
一杯目のご飯は生卵にして、あと甘い玉子焼きも添えると尚良いし。
濃い目の味噌汁で、長ネギを長めの輪切りにして。
二杯目は、ご飯に載せた古漬けにコショウを少し振り掛けてやる。
三杯目は、炙った焼き海苔を飯碗のなかで巻き寿司のように。
ところが上手く巻けずに、たいがいは飯と古漬けがバラバラになってしまう。
ええい、こうなったらどうでも良いわと、焼き海苔を口に入れると。
限って上顎内にペタリと張り付いて、どうにも気分が悪い。
なんとなく、三杯目のご飯を一回損したような気分。
そこで四杯目で損を取り戻す事にして、マヨネーズを登場させる。
古漬け、コショウ、マヨネーズの三位一体?
まてよ、ご飯の位置づけはどうなるのか。
ともかく、四杯目で至福の時が訪れる・・・
もう一杯食べたい!
だが、キュウリ3本とナス2本を薄く刻んだ古漬けは、もう残っていない。
ならば五杯目は、コショウとマヨネーズに醤油を垂らして食うかぁ。
あともう少し食べたい・・・
よし、長ネギの味噌汁をぶっかけて最後の一杯にしよう。
今朝の塩鮭の焼いた残りがあったはず、あれをオカズに食べよう。
六杯も食べてしまったかぁ。
ふと皿をみると大事に残しておいた、塩鮭の皮がある。
う~ん、これを普通にご飯だけで食べたい。
釜を見ると、ちょうど一杯分に足らぬくらいの飯が残っている。
よし、これで飯も終わりでちょうど良いか。
そして、とうとう4合の白米飯を食べ尽くしてしまったのだ。
これは僕の事ではない、誰の事だろうか・・・
我が家には5合の飯を食べたり、ウナギを5~6本食べる者がいるのは事実である。