数年前から使っている、いわばメインのPCになるノートPCの冷却ファンを交換した。
今年になってから、いつだったか思い出せないが・・・
PCをOnにして暫くすると、冷却ファンからゴロゴロと異音が出る事があった。
もう6年間くらい使っているノートPCだから、そろそろ機械部分が厳しくなっているだろう。
HDDは早い時期にダメになり、自分で交換した後はずっと調子よく動いている。
あの時はAmazonでHDDを探して、安心できそうな物を買って交換した。
そして今回もAmazonで冷却ファンを探すと、適合するファンが見つかった。
価格は送料込み1,500円弱で、高いのか安いのか判断できないが・・・
自分で交換するなら、工賃、手数料などいらない。
このファンは中国から発送で、注文後一週間を過ぎた今日になって配達された。
荷物追跡によると今日の配達が確定したので、ファン交換の準備作業としてPCの分解を始めた。
ノートPC、薄い筐体にグイグイと基盤や部品を詰め込んである。
分解するのも一苦労で、サービスマニュアルが無いととてもじゃない。
このノートはDell製なので、サポートからサービスマニュアルをダウンロードした。
59ページになるもので、あたり前だが分解中はPCで見られないので印刷をした。
初めての分解は要領を得ないので、けっこう時間が掛かった。
前にHDDを交換するために分解した時は、これほどまで分解しなかったし。
やはり、新しい部品が届く前に余裕を持って分解を始めたのは良かったと思う。
おかげで、焦らずに慎重に作業を進められた。
夕方近くになって、郵便でファンが届いた。
すでにノートPCは分解済みで、新しいファンを取り付けるばかりになっている。
さっそく、届いた小箱を開けて中身を確認する。
幸運にも新しいファンは、PCから取り外した物と寸分違わない同一品であった。
写真の左側が取り外したファンで、右側が新しいファンである。
ラベルの色が異なるが、古いファンをアルコールで掃除した時に色落ちして白くなったからだ。
肴の骨のような物が同梱されていたが・・・
これはオマケなんだろうなぁ、たぶんイヤホンコードなどの巻取りに使う物だと思う。
そう言えば、中国の業者から買った物にパンティがオマケに付いていたと聞いたことがある。
頼みもしないパンティがオマケに付いていて、しかも肝心の注文品がNG品だったとか。
余分な物は要らぬから、不良品をちゃんと選別してくれとか言っていたはずだ。
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新しいファンが間違いのない物だったので、さっそくPCに取り付けた。
元どおりに戻す組み立ては、たいがい分解時よりも簡単に出来る。
分解時はパチン・パチンとはめ込みを外すのが危うくて、プラスチックが割れそうで心配になる。
が、組み立て時にはグイッと押しこむだけで上手く出来る。
元どおりに組み立てたPCを起動してみる・・・
この一瞬は、PCに限らずけっこう緊張してしまう。
昔はいろいろ自作したものだが、いつでも初めての電源ONの時はビクビクしていた。
抵抗から煙が出たり、コンデンサがバチンと音を立てたり、リード線が一瞬で焼き切れて火花が散ったり。
何度かこのような経験をすると、次第に電源を入れるのが怖くなって来る。
今回は問題もなく、すんなりとPCが起動している。
ファンも静かに回っているので、不良品ではなかったようだ。
ただ、万一の時のために、古いファンは予備品として保管しておこう。
さて、これでやっとビールが飲める。
暑い午後だった・・・
乾杯!