深夜に目覚めて、ラジオを聴いてみる。
僕がよくやる行動で、特に何かを期待してラジオを聴くわけではない。
今はちょうどオリンピック開催中で、このところオリンピック中継やら関係の放送が多い。
ラジオが難しいと思うのは、耳からしか情報が得られないから。
初めから番組を聴いていれば分かるが、僕のように途中からポッと聴き出すと何の話か分からない。
たいがい数分後には何の話か分かるが、それまでがじれったくて待ちきれない。
昨日も一昨日もそうだった・・・
アナウンサーが競技者の名前を何度も言うのだが、名前ばかりでなかなか競技名を言わない。
金メダルだ銀メダルだと連呼して喜びを伝えているが、オリンピックに興味も知識もない僕には分からない。
二人で組んで行う競技では、選手名を二人分くっつけて呼んでいる。
これもまた、意味不明に聞こえる事が多い。
つい先程の事だが、「たかはしまつとも」が金メダルだと聴いた。
この「たかはしまつとも」は男か女かと、まず分からない。
数十秒後に、どうやら二人組の苗字だと分かった。
しかし、まだ競技名は出て来なくて分からない。
さらに何秒か経ってバドミントンと分かったのだが、男女の区別は分からない。
僕はじれったくて、とてもイライラする状況である。
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家にある3台のラジオはディジタル選局なので、TVチャンネルのように放送局を選べる。
昔ながらの選局方式だと、微妙なダイヤル合わせが難しいのがラジオである。
この選局時に一番困るのは、番組中に無音部分がある時だ。
せいぜい言葉の合間くらいならともかく、1秒間くらい無音だとダイヤルを合わせにくい。
たった1秒間と言えども、何も聞こえないのはかなりストレスを感じる。
ところで、それはディジタル選局だから問題ないかと言えば、そうでもないのだ。
選局をしたはずなのに音がしないとは、選局に失敗したのかと不安になる。
かと言って、常にBGMが流れている何処ぞのFM局のようではウルサイ。
どうも僕はBGMが好きでないのか、それが雑音にしか感じない。
同じ音量でもBGMの音楽はウルサイが、ホワイトやピンクノイズなら音楽ほど気にならない。
なんだろう、音楽は決まったリズム・パターンが繰り返されるからだろうか?
例えばブンチャッチャ、ブンチャッチャと刻まれるリズム音が聞こえると、僕には耳障りになる。
このリズム音が聞こえなければ、あまり障りにならない気もする。
しかしメロディの繰返しも気になるので、けっきょくは音楽が無いのが一番だと思う