以前にどこかで書いたような気もするが、どうであったのか忘れている。
ともかく、以前と似たような事があったので書き残しておこうか。
二十歳くらいの若者が、会話で「魔法瓶」と言っているのが聞こえた。
それが可笑しくて、今の時代に魔法瓶でもないだろうと。
ところが、それでは魔法瓶と言う他に呼び方があるのかと?
保温式なんとか・・・
いろいろ思い浮かぶ呼び方は、どれも堅苦しい感じや長ったらしくて宜しくない。
で、結局はいかにも古臭い「魔法瓶」が一番なのかと思ってしまう。
この魔法瓶の魔法とは保温の意味だろうが、これほどデタラメな言葉の使い方はない。
魔法は何にでも通じるはずなのに、「瓶」を付けた言葉にすると保温に限られてしまうとは。
もっとも、「絨毯(じゅうたん)」を付けると、それは空を飛ぶという意味になるが・・・
ようするに魔法という言葉はワイルドカードなのかと、やっと気付いた。
古臭いと言えば、テルモスと言う人とサーモスと言う人がいる。
若い人はサーモスだろうなぁ・・・
それにしても、魔法瓶はいかにも古臭いと僕は思った。