一昨日の21日と今日23日は母の、月に一度と三月に一度の病院通いが重なった。
そのため、一日を空けて続けて病院へ行く事になり、けっこう疲れてしまった。
たかが病院通いと思うかもしれないが、あんがいと気苦労があり・・・
三月に一度の病院では、予約時刻を1時間ほど遅れて診察が始まり。
さらに血液検査で採血をして結果待ちと再診察で、1時間が経っていた。
帰りの交通渋滞はなくすんなり自宅に着いたが、まもなく午後三時という時刻であった。
僕は数時間の待ち時間など何でもないが、母には大きな負担になるようだ。
それに、胃全摘しているので一回の食事量が少ないので、長持ちしない。
食後二時間も経てば、何かしらオヤツ程度でも食べなければ身が持たないのである。
その朝の母は食が進まず、普段の半分以下しか食べられなかった。
ちょっとした緊張感が、食欲を落としたのではないだろうか。
ずっと家に篭った生活を続けていると、外出するのは精神的な負担になると思う。
しかし緊張がどうとか言っても、やはり生命力はたくましかった。
待合の椅子で、持参したパンを少しずつ何度も食べスポーツドリンクの類を飲む。
僅かの量しか食べないが、それでもしっかり食べていた。
僕ならば、とうていこの人のようには出来ないと・・・
毎度の事ながら、改めて思った。