昨日の昼少し前から、母の部屋の障子四枚を張り替えた。
ずっと前は年に二回ほど張り替えしていたが、いつの間にか年に一度になり。
そして今では二年に一度と、けっこう横着になっている。
それと言うのも、障子紙が丈夫になって長持ちするからである。
商品説明で2倍・3倍・4倍とか、普通の紙の何倍も強いと書いてある。
実際にどのくらい強いのかは分からないが、たしかにこれまでの紙よりも丈夫である。
普通の障子紙でも新しいうちは、何倍も物には劣るがそれなりに強度はある。
ところが月日が経つと弱くなるようで、ちょっとした事でビリっと破れてしまう。
その頃には紙が赤味がかってしまい、なんとなく貧乏臭い風情に。
ところで、今年は3倍強度の紙を使ってみた。
前回もたぶん3倍だったと思うが、最近になってウッカリと数箇所ほど破いてしまった。
一旦は切り貼りしたが、いよいよ正月も近いので全部張り替えをする事にしたのだ。
もう二年以上も張り替えなしだったので、新しい紙に貼り替えるとその白さが眩しい。
少しずつ赤味がかっていたのだろうが、目がなれてしまうのか気付かなかった。
普通の紙より白さが残っている気がするが、強度はともかく白さは3倍長持ちしないようだ。
久しぶりの障子張り替えだが、いつも慣れない手つきで手間がかかる。
古い紙を剥がして張り替えを終えるまで、だいたい一枚に30分間くらい掛かっている。
とても遅い仕事であるが、一枚に二千円以上も払って人頼みにする気にはならないし。
まぁ、これからもずっと・・・