ふと目覚めて午前四時、枕元に置いたラジオでNHK第一を聴く。
ゴルトベルク変奏曲と称して、なにやら話している。
あれ、ゴールドベルクと言うんじゃなかったか?
外国語を日本でどう言い表すか、だんだん変わって来るからなぁ。
近頃では原語に近い発音をする傾向ようだし、ゴルトベルクが似合っているのかな・・・
僕が子供の頃には、韓国の朴大統領は「ぼくだいとうりょう」と言っていた。
お前は誰だと聞かれたら、僕大統領と答えるのかと思うと可笑しくてたまらなかった。
それが今では、僕の娘が「ぱく大統領」だから。
「きんだいちゅう氏」は「金大中」で、「きむでじゅん」と言うし。
朝鮮は「ちょそん」なのだが、ニュースなどでは「ちょうせん」と日本語で言うし。
何がどうなっているのか、よく分からない。
もう五時になるか。
ラジオでバッハを聞きながら、朝が来たようだ。
おや、五時からは邦楽だとさぁ。
なんだと思ったら、朝っぱらから常磐津かぁ・・・
これは、ちょっと目覚めが悪いのではないかと思うが。
まいった!