年末に何気なくAmazonの商品ページを眺めていたら、激安のステンレス製メスティンを見つけた。
送料込み370円の中国発送で、万一商品が届かなくても金額が少ないし・・・
まぁ、それでも保護プログラムで対応してもらいたいが。
さて、そのメスティンが注文から15日ほど経った正月明けに届いた。
追跡無しの郵便で、いつの間にか我が家の郵便受けにあった。
見た目は昔からある弁当箱のような形で、トランギアのようなハンドルが付属する。
このハンドルが使い勝手が悪く残念なのだが、そのうち改造しようと考えている。
具体的にはハンドルが先細りの三角形状なので、手で掴んだ時にスルッと逃げやすい。
そこでホールドし易いように、端の方を膨らます形にしようと思っている。
また、ハンドルはクロムめっきのスチールらしく本体との取り付け部分に錆が出て来た。
次に、中華製メスティンはトランギアと違い、本体とフタの端面の縁は丸く仕上げてあり強度がある。
フタの縁の丸みが手掛かりになり、フタを開けるのが容易である。
トランギアのフタには手掛かりがなく難儀するので、この点は中華製が優れている。
容量はトランギアより50ml少ない700mlで、横幅が広い分だけ底が浅い。
トランギアにスノコ状の網を置いて蒸し物をする事があるようだが、中華製は浅底なので難しいかも?
気掛かりなのは0.5mm厚くらいのステンレス製という事で、熱伝導の関係から焦げ付きに注意が必要か。
バーナーの選択や火力調節で工夫をして、うまく使いこなせば良いと思う。
中華製は肉厚が薄いのでトランギアよりも軽いが、ステンレス製だけに強度は十分そうだ。
弁当箱として見た目の違和感がなく、アウトドアに限らず普通に弁当箱としても恥ずかしくない。
メスティンと言うと何故か知らないが、やたら炊飯や調理に使いたくなる人がいるようだ。
そこで、試しに白米1合を固形燃料を使って炊いてみたが、やはり無造作に炊くと焦げ付くようだ。
下の画像が炊飯した時の様子で、クリックすると動画再生を始める。
この後で、正月の残った餅をメスティンで焼いた。
フタを開け閉めしながら面倒をみると、ほどよく焦げた焼き餅が出来た。
焼き餅はもちろん雑煮の餅も少し焦げた方が旨いし、醤油を垂らし海苔を巻いたら旨かった・・・
アルミと違いステンレスは熱に強そうなので、焼き網代わりに焼き物が出来ると思う。
鍋底の焦げ付きは、油を薄くしけば大丈夫だろうか???
ちなみに、固形燃料とかアルコールバーナーで網焼きは有害なのではないかと思っている。
でも、安い旅館などでは飛騨コンロに固形燃料で焼き網を載せて、干物などを焼くようにしている。
あれは、どうも嫌な気がする・・・