昨日スーパーで生ニシンがあったので買い求めて、今朝はニシンを塩焼きにして食べた。
このニシンは体長が30数cmくらいで、腹を開いてみると数の子は入っていなかった。
僕が生ニシンを食べるのは、20数年ぶりで二回目である。
初めて食べた時に小骨が多くて閉口してしまい、きっと二度目は無いと思っていた。
たまにスーパーで見かけても、それは無理むりと思いながらニシンの前を通り過ぎて行く。
そして昨日は、何故かニシンを食べてみたいと思ったのだ。
一匹100円が高いのか安いのか分からないが、他の魚よりも安い値付けだと感じた。
ニシンの小骨は鯉の小骨のように、Y字形でいやらしい骨である。
鯉の小骨は硬くて口中でチクチクと痛いが、ニシンの小骨は柔らかいそうだ。
だから小魚の骨だと思って気にしなければ食べられそうで、今朝は小骨を気にせず食べてみた。
多少は口に当たるものの、そのようなものかと思えば何でもないと分かった。
小骨を気にしないで食べる事を早くに知っていれば、これまでに何度も食べた事だろう。
そうは思ってみたものの、魚の味が淡白過ぎて物足りない感じである。
もちろん不味くはないが・・・
我が家の魚焼きロースターは最新式で、生姿、切り身、干物などのメニューを選んで上手に焼ける。
今朝のニシンも皮がパリッとして、身がふっくらと焼き上がった。
それほど辛くない大根おろしを添えて、熱いところを食べた。
食べ終えて、また近いうちに食べてみようかなと思うようになっていた。