一昨日、近所のスーパーで牛モモ肉が100g/100円以下で売られていた。
そういえば、ずっと250円以上していた肉が安売りになったと思った瞬間に衝動買い!
聞けば、一ヶ月に一度くらいは安売りをするそうだ。
この牛肉をどのように調理するのか・・・
もう、初めから決まっている。
ローストビーフを作るのだ。
今日はオーブンやロースターではなく、フライパンでローストビーフを作ってみた。
フライパンで作る利点は汚れ物が少なくなり、洗い物の手間が減るという事だ。
オーブンの棚や皿を洗うのは、想像しただけで面倒である。
今回の牛肉は600gほどの、オーストラリア産の牛モモ肉である。
当然、霜降りとかいう脂はどこにも見えない、筋肉質の赤みが力強いというか・・・
・・・見るからに歯切れが苦になりそうな、いかにも硬そうな肉だ。
まぁ、硬い肉でも生なら柔らかいというか?
ローストビーフと言いながら、牛肉のたたき様に焼けば旨く食べられるはず。
牛肉に網をかぶせて、それなりに形を整えて塩・コショウをたっぷり擦りつける。
庭に生えているローズマリーを添えて、香り付けをしている。
しばらく雑用を済ませて時間が経ち、いよいよ肉を焼く。
仮に肉が直方体形だとして、4面を2分間ほど中火から強火で焦げ目が付くほどに焼く。
焼き終えればフライパンから取り出して、アルミホイルで包んで自然に冷ます。
焼いた肉を冷ましている間に、フライパンに残った肉汁を活かして旨いソースを作る。
肉を取り出したフライパンに、赤ワインを注いで脂を溶かす。
ニンニクと玉ネギのみじん切りをフライパンに入れて、弱から中火で加熱する。
玉ネギが煮えたら、バルサミコを大さじ一杯、甘味とろみ付けに蜂蜜を大さじ一杯、醤油を小さじ一杯、ウスターソース小さじ一杯、タイム粉と粗挽きコショウを振り入れて味見をする。
塩加減で味を調えて、好みで粒マスターやか練りカラシをなどを足して仕上げる。
焼き上がり冷ましたローストビーフを薄く切って、特製ソースを添えれば出来上がり。
ワサビ醤油やポン酢醤油で、魚のたたき風に味わうのも旨い。