先日は、母が初めてのデーサービスへ行った。
前日の夜は、持ち物と衣類に氏名を書いたり忙しかった。
なに、それまでに時間があったのだから、もっと早くから準備しておけば良い話であるが。
昼間はダイソーに杖や薬などの小物入れを買いに出掛けて・・・
ついつい陳列してある商品を端から手にとって眺めたり、ムダに時間が過ぎてしまった。
母の杖はご立派な伸縮する物が一本あるのだが、他所に持って行くとなると別物が必要だと考えた。
とり間違えたりする恐れは無いだろうが、万一の紛失や破損した場合に困る。
それにダイソーの杖は使用中の杖より軽く、施設内での取り扱いが容易だろうと思ったからだ。
初めての施設は緊張したらしいが、帰宅した母にそれほど疲れた様子はなかった。
家の近所には話し相手になるような人がおらず、人との接触はせいぜい電話くらい。
たまに病院で他人に話しかけられたりする程度なので、施設では戸惑うと思っていた。
人見知りの性格ではないので、きっと調子良く過ごしただろう。
陽気が良いのに厚着をしたせいか、体温が高めであったので入浴はしなかったそうだ。
午前と午後の体温や活動の様子が、簡単に連絡帳に書かれていた。
持ち物の名前書きもそうだし、なんとなく息子の保育園時代を思い出してしまう。
いろいろ注文をつけてあるが、とりあえず初めてのデーサービスは無事に過ごす事が出来た。
疲れたが嫌にならなかったようで、来週も行けるだろうと言っていた。