風呂で足を洗った時に、指の間が何やらザラザラとした感じがした。
素足のサンダル履きで庭を歩いた後なので、足が砂まみれになっていたのかと思った。
それから数日後、足を洗っている時にまた指の間にザラザラした感触がある。
今日はずっと靴履きで素足ではなかったから、なぜザラザラするのか不思議だ。
たいがい垢すりタオルで手足を擦って洗うのだが、この前とその日は手指で足を擦っていたのだ。
特に何という理由はないのだが、たまたま手指を使っただけである。
後で足を見たら、指の間の皮膚が剥がれて赤くなっている。
なんとなく痒みもあるし、もしかすると水虫か?
昨日、いつもの病院へ行く日だったので、この件で診察をしてもらった。
やはり、最悪の予想どおりに水虫であった。
前に水虫になった事があるか問われたので、人生で初めての事だと返答した。
水虫について少し説明を受けたが、治癒には三ヶ月間くらいかかるような話だ。
爪の水虫でなくて良かったとの話もあり、喜んでいいのやら何とも言えない気持ちになっている。
塗り薬で治るそうなので、毎日一回ずつ気長に薬を塗り続けるしかない。
爪の水虫の場合には飲み薬だそうで、副作用が出やすい人もいると聞いた。
幸い、ほんと何が幸いだか分からないが、塗り薬だけなので良かった。
ところで、この塗り薬は市販薬にも同じ成分の物があるとネット情報で分かった。
水虫が治りにくいとよく聞いていたが、処方薬と同じ市販薬が売られるようになったのか。
僕は別に毎月受診があり診察料金は気にならないが、水虫だけ受診するなら市販薬が有利かな。
たしかに通院の手間などを考え合わせると、完全に市販薬を買った方が安上がりである。
Amazon価格で僕の一か月分量なら、1,500~2,000円くらいのようだ。
さて、さっそく処方された薬を塗ったところ、じきに痒みを感じなくなった。
この薬に痒み止め成分は入っていないうようだが、水虫菌を退治し始めた効果なのだろう。
その理由は水虫の痒みのメカニズムを知ると、理解が出来る話である。
とりあえずは痒みも無くなり、あとは根気よく薬を続ける気持ちが湧いてきた。
こう目に見えてというか、効果てきめんの結果になるとは思わなかった。
思い出せば他にも痒みに対して使う薬は、けっこう即効性のあるものが多かった気もするな。