三十年以上前から、たまにエスビットの折りたたみ式ストーブを使っている。
当時の価格は1,000円だったようで、いまだに紙の外箱に価格シールが貼ったまま保存してある。
現在も大差ない価格で売られているようだが、物価変動を考えると今の価格は割高感を持つ。
僕としては今さら、もうひとつエスビットが欲しいとは思わないのだが。
Amazonで中華製の類似品が安く売り出されている事を、一年くらい前から知っている。
エスビットと違いストーブ本体だけの販売で、本来の固形燃料が付属していない。
価格は固形燃料の品代を差し引いたと同額くらいなので、割安感はなかった。
それが最近になって送料込み100円代で売られていたので、中華製とやらを試しに買った。
日本国内発送で注文から三日目に配達された物は、ブランド刻印以外エスビットと寸分違わない。
いや、記憶からすると、エスビットよりも表面仕上げがツルツルして上等な気がする。
Amazonレビューでは、開閉が固くて動きにくいという意見が幾つか見つかった。
それで思い出したのだが、僕のエスビットもかなり固かったはずである。
ただ、その固いエスビットを開くには要領があるのだ。
固くて開かないとレビューした人は、自分の首を絞めると同じ事をしたのではないだろうか。
被せ式のフタを開ける時に、あまりにもフタを強く持つと余計に開けにくくなる。
ようするに、フタを押し付けて摩擦を増やしてしまうからである。
ポケットストーブも同じ事で、ついフタを挟みこんで持ち上げたくなる。
しかしそれは、フタを本体に強く押し付ける事になり・・・
では、どうしたら良いのか?
下の画像をクリックすると、すっきり解決できる。
実際、中華製のエスビット類似品は固めであった。
同じく未使用のLOGOS製と比べても、かなり固くて開きにくい感がある。
しかし、初めは固いくらいで良いのではないだろうか。
いずれちょうど良く動くようになると・・・