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僕の毎日を、思い出として書き残す。
何一つ役立つものはないが・・・

記 : 秋祭り
先月の九月半ば頃から、近隣の幾つかの町で秋祭りが行われ始めた。
祭りの日は日付で決まっていたのだが、いつの間にか土日曜日に合わせられ。
神事であった祭りも、人間が主となる人寄せになってしまったようだ。
祭りなら何でもござれの宗教感覚を持つ日本人なら、それも当然だと思ってしまう。

それにしても、日本中何処へ行っても「観光」ばかり。
町おこしとか言うようだが、観光以外に考えられないのだろうか。
日本中の全員が観光で遊ぶ事ばかりの気がして・・・

数日前に、十数年ぶりに近くの町の祭り見物をした。
もう神事など何処へ行ったかという今流行りの祭りで、武者行列などが主体の催しである。
そのパレードのため道路の通行規制があり、町の周辺道路は大混雑していた。
僕は遅い時刻に行ったので、予想どおり駐車場はすでに満車であった。

予想どおりと言ったが、実は秘密に駐車場の目処があるのだ。
さっそく迂回をして秘密の場所へ向かうと、既に数台が停めてある。
まだまだ余裕のある場所なので、僕は楽に停める事が出来た。

パレードがある場所へ向かい歩き始めると、遠くから歓声が聞こえて来る。
ちょうど良い頃合に到着したようで、行列を待つ事なく見物が出来た。
数分間ほど行列を眺めた後に、僕は行列とは反対方向へ行く。
路地へ入り裏通りを歩いて、行列が辿りつく終点地の会場へ先回りしたのだ。

やはり祭りの日の裏通りは静か過ぎて、寂しさでいっぱいになる。
まるでSF映画の一場面で、突然に全住民が消え去った時のような静けさ。
晴れた日の昼下がり、自分の足音しか聞こえないなんてどうかしている。

この町の祭りは、いつもそうであった。
どこから匂うモクセイと静か過ぎる裏通りが非日常で、僕はとても寂しく感じる。
う~ん、こんなものだろうか・・・

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