今朝は寒かったので、エアコンと石油ストーブを併用して暖房をした。
朝ごはんを終える頃にはすっかり暑いくらいになり、石油ストーブを消火する事にした。
その時になって、石油ストーブが消えかかっているのに気付く。
燃料の灯油は満タンのはずだし、なぜ消えるのか不思議に思った。
この石油ストーブは東北震災の頃に買ったものだが、使用したのは試運転程度の時間である。
灯油は毎年ごとに入れ替えていたが、今年は春に灯油を抜くのを忘れていたようだ。
だから、今朝の暖房では去年に入れたままの灯油を使った事になる。
燃焼筒を外して灯芯を点検したが、ほとんど新品に近い白い状態で良好である。
今朝はストーブにケトルを載せたので、湯が沸いて吹きこぼれて灯油に水が混じったか?
しかし、湯の吹きこぼれは無かったはずで、原因は他にあるだろう。
灯油を調べたが、変色や水分混じりも無く問題なし。
このストーブは燃料タンクが取り外せる分離型なのだが、燃料の供給経路に問題があるかも?
いや、それ以外に原因はなさそうに思うのだが。
果たして、燃料タンクのセットに位置ズレが生じていたのか、ストーブ本体に灯油が供給されていない。
さっきまで何度もタンクの出し入れをしていたのだが、いったい何が悪いのか。
本当の原因がよく判らないまま、ストーブ本体のタンク受け口の部品を外して点検後に戻した。
それから、これまでどおりタンクをセットすると、ボゴボゴと音を立てて灯油が流れ始めた。
何らかの原因で、タンクが少し浮いていたのかもしれない。
灯油が行き渡った頃合でストーブを点火すると、勢いよく燃焼が始まった。
よかった・・・
少々、手が灯油臭くなってしまい、ついでだから石油ファンヒーターにも給油をした。
我が家では、石油ファンヒーターをエアコンと併用するのが常である。
石油ストーブは火力調節がほぼ効かない物なので、よほどの事がない限り使わない。
大幅な火力調節が出来ないので、石油ファンヒーターと比べて燃費も悪くなる。
それに自然な対流任せなので部屋が暖まるまで時間が掛かり、また点火消火時の臭いも強い。
そのため無電源で使える事だけが特長としか思えず、停電時などの非常時用としてしまうのだ。
今年からは、なるべく石油ストーブを使うようにしようかな。
べつに、何の考えがあるわけでもないが・・・