半月ほど前に、小さなスロークッカーを買った。
何を作るにしても少量で良くなったので、これまでのスロークッカーが大きいからである。
容量はちょうど半分で1.5リットルなのだが、見た目はかなり小さくなる。
この小さなスロークッカーの使い初めは、庭で採ったフキを伽羅フキに煮た。
去年の春に植えた野フキが元気に育ち、たいした量ではないが刈り取ったのだ。
やはり少量の煮炊きには、小さなスロークッカーが便利である。
今までと同じやり方で少量のフキを煮たのだが、よいあんばいに伽羅フキになった。
そして今日はサツマイモで、焼き芋を試してみた。
なんでも良いならサツマイモを投じれば出来上がるが、それはスイートポテト状に柔らかになる。
普通の焼き芋のように、ある程度のホクホク感の固さが残るように作るのが難しい。
今日は直径7cm長さ25cmで真っ直ぐな、太いソーセージのように太さ一定の芋を半分使った。
余熱無しでHI(強)加熱を初めて、およそ3時間30分で程よい固さに焼き上がった。
この小さなスロークッカーは、加熱の電力もこれまでの大きな物の半分くらいである。
たいした消費電力ではないのだが、半分は半分であるから節約にはなる。
覚えとして、小さなスロークッカーで焼き芋は、HIで3.5時間の加熱でホクホク感に仕上がる。
なお、甘みの出方は少し物足りないと感じた。
長時間加熱すると甘みが増すと思うが、ホクホク感を出すには仕方がなかった。
芋の品種で違いがあるだろうから、甘いと言われる品種を使って短時間加熱で作るしかないかな?