ボビンケースのバネ調整をして、いろいろ試し縫いをした。
先日は上下糸の色を違えて縫い目を見やすくしたが、今日も初めはそのままで使った。
やがて、下糸が無くなったので違う糸のボビンと交換して縫い始める。
すると、急にギャザーが寄った縫い上がりになってしまった。
故意に糸調子を変えてギャザーにする事は知っていたが、何もしないのに・・・
結局、原因はいろいろだった。
一番初めに気づいた原因は、上糸のスプールの端のツバに糸が引っ掛かる事であった。
100均で買ったミシン糸のスプールの端のツバがバリ立っていて、糸がいちいち引っ掛かるのだ。
だが、真の原因はスプールの取り付け用部品の選択誤りである。
このミシンの上糸はスプールを水平向きに取り付ける方式で、ちょうど釣り竿のリールと同じ。
いわゆるスピニングリールと同じでスプールは回転せずに、スプールの端から糸を繰り出す。
なんだか糸に撚りが掛かってしまいそうだが・・・
撚りの事はともかく、スプールの端のツバよりも大きな径の取り付け部品を使わなければならなかった。
何の気なしに小さな径の取り付け部品を使っていたために、スプールの端のツバに糸が引っ掛かった。
引っ掛かりがあれば糸のテンションが大きくなるので、予想外の結果でギャザーになったのだろう。
その後、いろいろやっているうちに、また調子が悪くなってしまう。
今度の原因は、ボビンをボビンケースにセットする向きが逆であった。
ゴチャゴチャやっているうちに、だんだん注意力が低下していた。
そして、またまた調子が悪くなって・・・
針直前の糸掛けを間違ってしまい、一箇所のガイドを通さずに針穴まで糸を引いていた。
慣れないから不注意により間違いをしてしまい、なかなか思うように出来なかった。
ところで、布の端の仕上げをジグザグで試したが、まぁなんとかなったような気がする。
なかなか思い通りにならないが、だんだんと真っ直ぐに縫えるようになっただろうか?
なお、ミシンの振動の影響を減らすために頑丈な食卓(テーブル)に置いて使った。
近いうちに、いつでも使えるような場所を考えようと思う。