今朝、母の入院先へ肌着を届けに行った。
もう十年ほど前に、母が大手術をした時に揃えた肌着である。
探して見つかった肌着は三枚で、もっと枚数があったと思うが行方知れず。
当時の入院中しか着なかったので、まったく傷みも黄ばみもなく新品同様である。
そして思った、このような物は大切に保管しておくべきだと。
今回のような時に、出費が少しでも減らせるから。
入院セットがレンタルで洗濯の手間を省けるが、いかにも費用がかさみ負担になる。
手元にある物が使えるなら、無駄にしない方がよいと思う。
さて、今朝は肌着を届けただけでちょっと様子を見ただけで帰った。
看護婦さんの話では、昨夜はずっと寝ずに目覚めていて騒いでいたとか。
そのせいで、僕が行った頃には眠っていた。
午後からは時間があるので、少し長めに傍にいよう。
それにしても、どんな状態なのだろうか?
追記:
昨日と今日は、庭の車が凍りつくほど寒い朝から始まった。
今日は昨日ほど風が強くないので、洗濯物を外干しするとよく乾いた。
ふと思い出して、母の布団のシーツを洗濯して竿に大きく広げて干す。
昼ごろに竿のシーツを少しずらして、竿に掛かったところが陽に当たるように。
昼12時半過ぎには、福祉用品販売の人が試用品を引き取りに来た。
返したのは、2週間くらい前に借りた入浴用の椅子とベッドから立ち上がる手すりである。
椅子はうまく使えたが、手すりは母に合わなかったようで使いこなせなかった。
用品の引き取りは数日前から依頼してあり、母が入院したからではない。
洗濯物を干したままで、僕は母の様子見に病院へ行った。
相変わらず母は眠っていたが、それでも声をかけるとすぐに目覚めた。
今朝はうっかり忘れていた櫛を持って行ったので、髪をとかしてやると喜んだような気がする。
髪をとかしながら、今日はこれからビールを飲んでも良いかと尋ねてみた。
母が大丈夫だと言ってくれないと、母の具合が悪くなる事を心配して酒が飲めないからと。
これは僕の息子からも確かめてくれと言われたとも伝えると、飲んでいいよと返答されたと思う。
吸入のマスクのせいで言葉が聞き取りにくいが・・・
それから、不足して来た用品を売店に買いに行った。
初めは長居をしようと思っていたが、母の負担になりそうなので早々と帰った。