僕の毎日を、思い出として書き残す。
何一つ役立つものはないが・・・
夏休みだからキャンプしたいような気分だが・・・
先日はアルコールや木材などを燃やすコンロを作ってみたが、今日は飯炊きをした。
固形燃料を使って、どのような感じに出来上がるのか確かめてみた。
道具は、エスビットという携帯式の固形燃料を燃やす物と、アルミの鍋だ。
もう20年以上前の物だが、ずっとお蔵入りしていた。
鍋の取っ手というかハンドルが、蓋にかぶさる方式だ。
特に違和感はないが、今の流行とは違うようだ。
もしかして、このハンドルが炊飯に大きな影響を与えるとは?
しかし、20年以上も経つと錆びていて、開くときに壊れそうな感じがする。
燃料箱の外装フィルムが、褐色になっている。
鍋は容量1リットルで注ぎ口が付いているが、この注ぎ口は炊飯にはどうなのだろうか?
圧力の逃げ口になってしまうだろうなぁ、とか思っているのだ。
この鍋には生米を1合と同量よりチョッと多目の水を入れて、30分間ほど室温に置いた。
ところで、エスビットの固形燃料は燃えた後が汚いのだ。
本体に錆が出るのは仕方がないが、ススやら燃えカスで真っ黒になるのは困る。
もちろん鍋底もススで黒くなり、うっかりすると手はもちろん他の物まで汚してしまう。
そのようなわけで、20年前の当時は写真のような燃料を使っていた。
これは、ほとんど汚れなかった。
現在この燃料が入手可能であるかは、調べていない。
今回の炊飯は現在でも入手できるエスビット燃料を使ったが、20年以上保存したものである。
さて、いよいよ炊飯きをしてみる、着火後の様子は次のとおりだ。
3分後 ボコボコ音がして沸騰し始めた。
5分後 蓋から蒸気が上がり始めた。
7分後 蒸気の勢いが強くなり、蓋が少し浮き上がったので一旦押し込んだ。
9分後 チリチリ音がし始めた。
10分後 燃料が少なくなってきたので、燃料を半分に折って片方を追加した。
11分後 チリチリしているが焦げ臭はしない。
12分後 燃料が減ってきて、吹けば消えそうなトロ火になってきた。
13分後 自然消火。
その後は蒸らしとして、鍋を雑誌の上に移して20分間置いた。
着火してから33分間後、鍋の蓋を開けてみるとうまい具合に炊けたようだ。
ボツボツとカニ穴が見えるぞ!
鍋のハンドルについて、後で気づいたのだがぁ。
炊飯中にこのハンドルを倒しておけば、蓋を押さえつけるので良かったのかも知れないと!
よく聞く話では、蓋に重しの石を載せたりするという。
結果的には、うまく炊けたのでどうでも良いか?
次回から蓋のハンドルを倒してみる。