僕の毎日を、思い出として書き残す。
何一つ役立つものはないが・・・
先日は固形燃料で炊飯のテストをしてみたが、食べてみると美味しかった。
息子にも好評で、普段のご飯よりも旨いと喜んでいた。
それならば、飯ごうで炊いてみようかという事になったのだ。
飯ごうとは、こんな形のアルミ製の鍋で4合のご飯を炊くことができる。
飯ごうの価格を調べて気づいたのだが、キャンプ用品の価格は20年前とぜんぜん変わらないようだ。
普通の物の多くが値下がりか値上がりしているのに、なんだか不思議な気がする。
ところで、飯ごうでの炊飯は2回しか経験がない。
しかも2回ともガソリンを使ったコンロで、焚き火で使ったことはない。
今回は台所のガスコンロで炊いてみたが、上出来だった。
飯ごうの炊き方はネット検索で調べたが、よくは分からなかった。
何が分からないかと言うと、火加減がハッキリとしないのだ。
全体を通して中火が良いとかあるのだが、中火がどの程度の火力であれば良いのだろうか?
ともかく、全開から半分ちょっと少な目の火力でやってみた。
3合の米を使ったのだが、飯ごうには2合と4合の水目盛りしかないので困った。
米から水面までの深さが指先の間接ほどあれば良いとあったので、それでやってみた。
火力が弱すぎたのか、沸騰するまで10分間以上かかってしまった。
沸騰後は少し火力を強めて15分間ほど経つと、蓋から漏れる蒸気が少なくなってきた。
ここで蓋を開けてみると、普通に炊けたように見える。
そこでコンロから下ろして、10分間ほど蒸らした。
これで食べてみると良い感じに炊けているが、底にはしっかりと焦げができている。
どうしたものか考えていると、息子が焦げを欲しがったので処分先が決まった。
息子は焦げ飯を食べたことが無いと言い、興味深げに口にしていた。
旨いと言っているが、僕は焦げ飯は嫌いなので信じられない。
さて、人生で3回目の飯ごう飯であったが上手くいった。
電気釜を使っていると飯炊きの仕方が分からないが、飯ごうを使ってみて分かった。
沸騰してから10~15分間くらいの時に、蓋を開けて中を覗いて様子を見れば良いのだ。
そのうち、家庭内では中を覗かなくても時間だけで炊けるようになるだろう。
屋外では風で熱が奪われたり、焚き火など火力が不安定で条件が一定しないので難しいと思う。
だが、中を覗けば分かることなので心配はないだろう。