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僕の毎日を、思い出として書き残す。
何一つ役立つものはないが・・・

空き缶のアルコールストーブを何年前かに作ったが、トランギアの名前はその時に知った。
でも、お金を出してまでトランギアのアルコールストーブを買う気にはなれずにいた。
実物を見た事がなかったので、ただ単にアルコールを金属の入れ物で燃やすだけ?
そう思っていたからなのだが最近になって、少しだけ複雑な構造になっていることを知った。

僕が大昔に持っていたアルコールストーブはパイトーチで、ガスバーナーのような趣があった。
だから初めてトランギアの画像を見た時には、なんだこりゃと思ったわけである。

最近アルコールも良いなと思ってパイトーチを探したが、見つからない。
たぶん捨ててしまったのだろうが、昔のような物はネットで探しても売っていない。
そこで、トランギアに目をつけたのだ。

安い物を探してみたが、どこでも値段に大差がなかった。
ところが、探し回っているうちにトランギアらしき物が付属しているクッカーセットを見つけた。
一つはスウェーデン軍メスキットで、二つ目はBULIN クッカーセット BL100-Q1、三つ目はAlcosのクッカーセットだ。
もちろんトランギアにもセット物があるが、値段が高すぎて買う気になれない。

ウッドガスストーブの試作中にBL100-Q1が届いた、注文の翌日に配達されたのだ。
スウェーデン軍を注文してあるのだがいっこうに届かないので、BULIN クッカーセット BL100-Q1を頼んだのだ。
Alcosのセットも検討したが、どうも見かけでは風に弱そうなのでやめた。
また、BL100-Q1にはガスバーナーも付属しており割安感がある。
ガスバーナーなら火力調節も上手くできるだろうし・・・

これがBL100-Q1のセット内容だ。
アルコールストーブの蓋に付いているパッキンは、シリコン製らしきものだった。
このストーブはトランギアとは若干サイズが異なり、このセットにはトランギアのストーブを使えないと聞いている。

初めてトランギアもどきを手にしたが、火力調節用の蓋のヘリがバリバリしていて怖い。
本物の方はどうなっているのだろうか?

さっそく点火してみたが、炎が扇風機の風でゆらゆらして頼りない。
やはり、こういった風防のあるセットで使うのが一番良いのだろうなと思った。
(2012.9.4 : これは、アルコールバーナー単体で点火した時の状態である)

試しにご飯を炊いてみたが、柔らかくなり過ぎて失敗した。
いつもと同じ水加減で炊いたのだが、火力が弱くて水が飛ばなかったのかもしれない。
次は水量を米と同じにしたところ、普通に炊き上がった。
この時の火力は全開のままで、初めから終わりまで調節はしなかった。

ちなみに、室内で室温は25℃、1.5m離れて首振りで扇風機を中速で廻していた。
付属の鍋を使ったが、蓋のヘリに一箇所だけ小穴があいて蒸気が逃げていた。
蒸気が逃げていても蓋がバタつくので、少しだけ重しを乗せた。

ガスバーナーも使ってみたが、それなりに力強くて重宝しそうだ。

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