僕の毎日を、思い出として書き残す。
何一つ役立つものはないが・・・
トランギアはゴトクがないと使えないので、ちょっと困る。
そう思っていたのだが、いろいろ調べたら何もかも逆のようであった。
トランギアのアルコールバーナーは、ストームクッカーの構成パーツであったらしい。
だから、ゴトクがないと使えないと言うのは、まったくの言いがかりなのだ。
まぁ、その辺の事情は無視して・・・
トランギア社からも、専用ゴトクの類が発売されている。
しかしアルコールバーナー本体よりも高価なのだから、買う気になれない。
他からも多数のゴトクが発売されているようだが、やはり同様である。
ところで、トランギアのアルコールバーナーのサイズは?
ゴトクの自作を考えてトランギアの寸法を検索したのだが、見つからない。
けっこう有名どころなのに、そんな事ってあるのか。
ちなみに、手持ちのスウェーデン軍用トランギアの実測寸法は次のとおり。
本体の直径 83.25
フタをつけた時の全高さ 49
火口までの高さ(本体の先端まで) 47.5
火口の縁の高さ(本体の先端とノズル穴の面との段差) 1.0
火口の外形 54.0
火口の内径 39.0
ツバの直径(本体から張り出している縁) 90.7
ツバの厚さ 2.2
ツバ下面から底面まで 24.5
ノズル穴 23穴 全て同径に見えるが、ゲージがないので測定不能。
テーパーがあるので寸法の正確さに欠けるが、ゴトクを設計するには十分だろう。
ステンやチタンを加工してゴトクを作っている人がいるようだが、なんでトランギアの寸法が出てこないのだろうか?
燃焼時間がどうとか、けっこう細かく解説している人もいる。
トランギアと類似バーナーを比較している人もいるが、「少し小さいとか、大きいとか」程度の情報しか得られない。
さて、ともかくゴトクを考える事にする。
ゴトクといっても、単に鍋を乗せる物では使い物にならない。
なにしろトランギアは風に弱いのだ、風防を兼ねていなければならない。
まずは、手持ちの物でゴトク代わりになりそうな物を探した。
エスビットの固形燃料ストーブは、普通に置いたのでは話にならない。
では、横向きにしよう。
なんとか使えそうだが、エスビットがもう一つあると安定しそうだ。(これはトランギアもどきで、小さいバーナーだ)
これはスウェーデン軍用のトランギアで、たぶん現行のトランギアよりも大きいだろう。
エスビットが一つでゴトク代わりになるが、やはり風には弱い。
アルミホイルなどで囲えば、かなり良くなるだろう。
そしてエスビットを二つ使うならば、ずっと安定性が増すはずだ。
でも、アルミホイルとか使いたくないから、専用の風防ゴトクをと考えるのだ。